【結婚式の総額】は?結婚にまつわる費用のアレコレを知って準備に活かしましょう!
目次
はじめに
結婚式にかかる費用の最終総額を見て、びっくりしてしまった…という卒花さんもたくさんいらっしゃいます。
何にどれだけ費用がかかって、どの部分が抑えられるのか知っておくだけでも、今後準備を始める新郎新婦様にとってすごくためになります。
お金の問題はデリケートなことです。早速チェックして、賢く結婚式を迎える準備をしましょう!
結婚式費用の平均額
結婚式にかかる費用の平均は、362.3万円と言われています。これはゲスト1人あたりに平均4.8万円の費用がかかると言われており、ゲストの参加人数を平均の67.3人で計算した金額です。
挙式代、新郎新婦のドレス代、お料理代、引き出物代、撮影代などが特に金額が高いものになります。
他にも、ペーパーアイテムや装花、メイク代、アルバム作成代や司会料、演出にかかる費用などさまざまあります。
結婚式の費用自体は、ゲストが増えればそれだけ規模が大きくなるため費用も上がり、ゲストが少なければ少額になります。
しかし、結婚式ではゲストからご祝儀をいただけるのでその分ゲストが多いほど自己負担金が抑えられる場合があるので、ご祝儀を差し引いた自己負担額で計算した方がよさそうです。
また平均費用には入っていませんが、主賓や受付の人への御礼や、メイクリハーサル代、その他こまごましたものが別で必要になることがあります。
結婚にまつわるその他の費用
- 結納
- 婚約指輪
- 結婚指輪
- 新居への引っ越し代
- 新居の家具代
- 新婚旅行代
結婚をするときには、結婚式以外にもさまざまな費用がかかります。上記が結婚式以外にかかる主な費用になります。
最近は結納をしないカップルも増えていますが、結納をする場合は、結納金や結納品の準備、結納を行う際の食事代などが発生します。
また、婚約指輪や結婚指輪、新婚旅行や新居への引っ越し代など結婚式の前後に何かとお金が必要になりますので、それらも考慮した上で結婚式の予算を決めるのがおすすめです。
また、結婚式のあとに二次会をする場合も、二次会用のドレスやプチギフトなど準備が必要になりますが、こちらは会費でまかなえることもあります。
こう見るとお金が沢山かかるように思いますが、結納は行わず顔合わせの食事会のみにしたり、婚約指輪はナシにして、結婚指輪のみにするなど、結婚にまつわる費用については抑えられる部分もあります。
省いても良いところ、譲れない部分などを2人でしっかり話し合うことが大切です。
結婚式を行うともらえるお金
ゲストからのご祝儀
結婚式当日にゲストから頂くご祝儀は、結婚にまつわる最も大きい援助金になるのではないでしょうか。
招待した人からのお祝い金を期待するものではありませんが、ご祝儀を試算しておくのは大切。ちなみにご祝儀総額の平均は、227万8000円。
親族からは少し金額が上がる傾向にあり、平均金額は7万円、上司からは4〜5万円が多く、友人や同僚は3万円が目安です。
少なめに見積もっておくと、1人3万円×ゲストの人数で計算するとし、60人の挙式を仮定すると180万円になります。
挙式費用の平均金額の350万円であれば約5割はご祝儀でまかなえる計算になります。
家族や親族からの援助金
結婚式を挙げる際に、両親から結婚資金をいただくカップルは少なくありません。この日のためにご両親が貯めていたお金ですので、ありがたく受け取りたいですね。
新郎新婦の両方の援助があれば、ご祝儀と合わせるとプラスになる場合も。またきょうだいや親戚などからもいただける場合もありますので、結婚費用の大きな助けになります。
結婚式以外の新婚旅行や引っ越し費用など、色々と必要になりますので、有意義に使わせてもらいましょう。
会社や自治体からのお祝い金
また、会社や自治体などからお祝い金が出る場合もあります。
会社からは福利厚生の一つとして「お祝い金」を支給していることがあります。結婚が決まった時点で会社で申請方法を確認してみましょう。社内で既に結婚している先輩がいれば、相談してみても良いでしょう。
また、健康保険組合や厚生年金基金からのお祝い金がもらえる場合や、加入している共済や生命保険、所属する自治体にも申請すればももらえることがあります。
組合や自治体によって申請方法や申請条件が異なるので、各組合や自治体の指示に従って申請し、いずれももらい忘れがないように気をつけましょう。
自己負担額の算出方法
結婚式にかかる費用は、新郎新婦の二人がすべてを負担することは少ないです。あくまでご祝儀やお祝い金などを考えて結婚式を挙げることがほとんどです。
結婚式費用の総額からご祝儀や援助金を引いた金額が自己負担額になります。総額に関しては、式場の見積りから把握できます。自治体などからの給付金も事前に申請すれば分かるでしょう。
予測しにくいのは、ご祝儀。招待するゲストや立場ごとに分けて、どの程度の金額になりそうか、あらかじめ算出しておくのも一つの手です。
ただし、ご祝儀の相場はあくまでも目安ですので、ご祝儀やお祝い金に過度な期待はせず少なめに計算しておきましょう。
会場に支払うタイミング
結婚式の費用は、式を挙げる2週間ほど前に支払う場合や、当日の式の前、または披露宴などすべて終わったあとに支払う場合と、会場によってさまざまです。
最後に支払う場合、その場でお祝儀を確認し、お祝儀で支払う人もいます。また、だいたいの会場では決めた時点で手付金として10〜20万円ほどを先に支払います。
支払いは多くは現金ですが、会場によってはローンも可能です。ローンの場合は事前に審査があるため、支払方法についても早めにカップルで話し合っておきましょう。
また、当日支払いの場合、高額なお金を持って行くことになりますので、他の荷物もありますし、気をつけて持ち運びましょう。
当日と言われた場合には、あとか先か、支払うタイミングを会場にしっかり確認しておきましょう。
おわりに
今回は結婚式にかかる平均費用を紹介してまいりましたが、今は色々なプランが用意されているので、プランナーさんに相談をすれば、さまざまな提案をしてくれるでしょう。
結婚式を挙げるか悩んでいるカップルは、一度プロに費用やプランの相談をしてみてはいかがでしょうか?