【ルグラン軽井沢ホテル&リゾート】結婚式レポ | 緑に囲まれた贅沢なガーデン挙式
はじめに
今回の花嫁レポは、「ルグラン軽井沢ホテル&リゾート」でガーデン挙式を挙げられたおふたりです。コロナ禍のため、家族挙式を選択したおふたりの幸せな様子をお届けしていきたいと思います。
花嫁さまのこだわりが詰まった結婚式レポを、早速見ていきましょう!
目次
ルグラン軽井沢ホテル&リゾート
- 挙式日:2021.08.22
私達夫婦の出身地である長野県。その中でも自然に囲まれ、雰囲気も洗練された軽井沢で式を挙げたいと以前から考えていました。
初めて「ルグラン軽井沢」さんを見学した時、広大な敷地の中に存在する重厚感ある建物や、ヨーロッパのリアルアンティークの家具で統一された空間が広がっていて、突如外国の小さな村が現れたかのような衝撃を受けました。
また、会場の壮大な自然とロケーションインパクトは、軽井沢リゾートらしく他県の方にも喜ばれると思いました。
元々アンティーク好きな私達夫婦の好みにぴったりなことや、遠方から会場までのアクセスの良さ、ロケーションなど全体的なバランスが良く「ルグラン軽井沢」さんを選ばせて頂きました!
ウェディングアイテムについて
ドレス
当初は披露宴も執り行う予定だったので、ウェディングドレスとカラードレスを選んでいましたが、コロナ禍ということで規模を縮小し挙式のみ執り行うことになりました。
なので、最終的にはウェディングドレス1着を着させていただきました。
ウェディングドレスの選ぶ基準
ウェディングドレスは会場の提携先である「Pureart」さんに行きドレスを選びました。
何着か試着させてもらいましたが、軽井沢の雰囲気に合わせシンプルかつ落ち着いたドレスを探していました。
また、当日はガーデン挙式を予定していたので、軽井沢の新緑に映えるようはっきりとした色合いではなく、オフホワイトなど優しい色味のドレスにしようと思いドレスを探しました。
ドレスの決め手
今回選んだウェディングドレスは、上下セパレートになっていてすっきりしたデザインになっています。
また、正面から見た時はあまり露出が少ないドレスですが、実は背中がぱっくり開いています!
ドレスを見る方向によって雰囲気が変わること、当日写真に残した時にドレスの色んな表情を残せることなどを想像しこのドレスに決めました。
ドレスデザイン
ドレスにガーゼ生地を使っているのも珍しく、写真じゃ伝わらないほどの柔らかさです。
また、手元のくるみボタン、繊細すぎるレース使いはアンティークな雰囲気もあり他のドレスにはない唯一無二なデザインに一目惚れし即決でした♪
アクセサリー
ピアス
ウェディングドレスが映えるように、アクセサリーはシンプルなものを選びました。ピアスは前から見た時に存在感が分かるよう、大きめのバロックパールにしました。
ヘッドドレス
あるようでなかったシンプルなヘッドボンネ。バロックパールと一緒につけた時にも、うるさくなりすぎないシンプルさがお気に入りで後ろに差し込んで頂きました!
また、ヘッドボンネと色味を揃えて金箔を左右に散りばめてもらいました。
テーブル装花 / 高砂
ウェルカムスペース
ガーデン挙式のみだったので、プランナーさんに相談しガーデンウェルカムスペースを設けて頂きました。
また、フローリストさんにお願いしガーデンに装花もお願いしていましたが、最終的には家族のみに規模を縮小したため装花はキャンセルし全て自分達で持ち込みました。
ガーデンのセンターに吊るしてある白い布のみ、フローリストさんにお願いしました!
ウェルカムボード
手作りのコッパースタンドが私達のウェルカムボードになります。
当初は参列者に向けてウェルカムボードを作成していたので、参列者に向けた感謝の言葉をボードに書く予定だったのですが、規模縮小に伴い「lucky me for meeting you」〜あなたに会えて幸せ〜というお互いに向けた言葉にしました。
この人との出会いがあったから今日という日を迎えることができ、今幸せを感じることができてるんだなあと思うとこの言葉に尽きると思いました。
ウェルカムボードとはまた少し違うのかもしれませんが、自分達なりに想いのこもったメインボードになりました♡
高砂
当日はガーデンに映えるようなウッドチェアを会場に持ち込みました。チェアの上にあるアクリルプレートには、私達夫婦で考えた結婚の誓いを箇条書きにしたものを作成していただきました。
また、アクリルプレートのウッドスタンドには式場の緯度経度が刻まれています。アンティークのキャンドルスタンドも、アクセントになるように置かせていただいています!
ガーデンにアンティークな雰囲気を出したかったので、当日はガーデンのセンター部分にヴィンテージラグを持ち込んでひかせていただきました。
一点物のラグを取り扱っており、世界にたった一つのラグを特別な日に使用できたことが嬉しいです!
事前に装飾アイテムのセッティングイメージをプランナーさんにお伝えしておき、当日は想像以上に素敵にセッティングしていただき嬉しかったです♪
ペーパーアイテム
私達は家族のみでの挙式に規模を縮小しましたが、元々参列予定だった友人や親族にも感謝の気持ちを伝えたいという思いが強く、 後日引き出物を郵送させていただきました。
引き出物の中身
- 引き出物袋(手作りトートバッグ)
- プロフィールブック
- メッセージカード
- thank youカード
- アルコールスプレー
- ドリップコーヒー
- カタログギフト
引き出物袋
引き出物袋は今後もエコバッグなど普段使いできるようにトートバッグにしました。 また、今後も使えるよう日付けや名前は入れていません!
リネン生地なので使いやすい質感なのと、人と被りたくなかったので色はグレーを選びました。ロゴもトートバッグ工房さんで簡単にデザインすることができました♪
プロフィールブック
- 表紙
- 2人からの挨拶
- プロフィール
- our love story(これまでの流れ)
- our beginning(地元、母校が同じ私達。母校はまさに私達のはじまりの場所なので、私達の地元と母校での前撮り写真を1ページ分たっぷり載せてます。)
- our favorite place(私達の思い出の場所の写真を6箇所程載せました。)
ペーパーアイテムの中で1番こだわったのがプロフィールブックです。
前撮り写真や2人の思い出の場所などを入れ込み、見る側が楽しめるような1冊にしました。
メッセージカード
私達夫婦から感謝の思いを伝えたくて、一人ひとりにメッセージカードを添えました。メッセージカードの大きさに合わせて装飾紙から一つひとつ封筒も作りました!
thank youカード
thank youカードは、canvaというアプリでデザインしたものをコットンペーパーに印刷し一緒に添えました。
アルコールスプレー
コロナ禍ということでアルコールスプレーを用意しました。こちらもcanvaというアプリ、でロゴをデザインしたものをラベルシールに印刷しボトルに貼りました。
プチギフト
プチギフトとしてドリップコーヒーを用意しました。元々夫婦揃ってコーヒー好きということもあり、プチギフトはドリップコーヒーにしようと決めていました。
パッケージのデザインは、軽井沢の前撮り写真を作家さんにイラストにしていただいたものです。 ギフト一つひとつにこだわりが詰まっていてどれもお気に入りです♪
結婚証明書
こだわったアイテムの一つである結婚証明書は、norry!さんのタイルの結婚証明書を選びました。
同級生婚である私達は共通の友人も多く、思い入れがある人達ばかりなので結婚証明書はゲストの名前を入れたいと前から決めていました。
小さいタイルにはゲスト一人ひとりの名前を、真ん中の大きいタイルには私達の名前と式の日取りを記載してもらっています。このタイル、一つひとつ手書きなんです!
シンプルで大人っぽい結婚証明書は、式が終わっても永くインテリアとして飾っておけるデザインでお気に入りです。式当日は家族の前でタイルをはめ込み結婚の誓いをしました。
ブーケ
ウェディングブーケはガーデンに映えるよう 明るめの色味で作ってもらいました。
ウェディングドレスはオフホワイトでシンプルなので明るい色味の方がブーケが映えると思ったことや、前撮りではグリーンベースのブーケを使用したのでガラッと雰囲気を変えたかったことも理由の1つです。
全体的な色味とバランス、ブーケのざっくり感を重視していたので細かな花の指定はしませんでした。ただ、絶対入れてほしい花、こういう花は嫌というのは伝えました!
また、手元にリネンリボンを巻いてほしいと依頼し巻いてもらいました。柔らかな2色のリネンリボンはブーケとの愛称抜群でした♡
結婚式を終えて思うこと、プレ花さんに伝えたいこと
当日の朝までは霧雨が降るような不安定な天気でしたが、挙式前には青空が見える程の晴天に。軽井沢という自然に溢れた環境で、夢だったガーデン挙式を執り行うことができ、幸せな1日を過ごすことができました。
私達夫婦は小学校からの同級生同士なので、出会ってからこの日を迎えるまでを思い返すと数えきれない程の思い出があります。そんな思い出を思い出しながら結婚の誓いをし、この人と出会えたことは本当に幸せなことだと改めて実感できた1日でもありました。
そして、式場を決めた当初は当たり前のようにあげられると思っていた結婚式。しかし、新型コロナウイルスの流行で当たり前が当たり前ではなくなっていく現実を目の当たりにしました。
2度延期を決断したり、披露宴を中止し挙式のみへの規模縮小。最終的には友人を呼ぶ予定を親族のみでの挙式に変更しました。
規模を縮小したことでやりたかったことが全てできたわけではないですが、式を挙げて思ったことは「結婚式をしてよかった!」ということです。
当たり前のことが当たり前じゃなくなった世の中。いつもなら流してしまうような小さなことも、より幸せに感じるようになった気がします。それは人の温かさや人との繋がりだったり。
その幸せの積み重ねで、私達夫婦はこの期間幾度となく救われてきました。 そう思うことができたのは私達の決断を理解し、温かく見守ってくださった家族や友人、プランナーさん、式場スタッフさんの存在があったからです。
式当日も友人達からのメッセージやサプライズに私達夫婦がいかに周りに支えられてきたかを実感しました。
今度は私達夫婦が今までの感謝の気持ちを伝え、この繋がりをこれからも大切にしたいなと思いました。 このような状況下でも無事式を挙げることができたことに感謝しています。
色んなことがありましたが、プレ花嫁期間は本当に楽しかったです。これから式を予定されているプレ花嫁さん、思う存分プレ花嫁期間を楽しんで下さい!
前撮り
私達は2箇所前撮りを行いました。
1箇所目:軽井沢
1箇所目の軽井沢での前撮りは、アンティーク / ヴィンテージドレスを専門に取り扱っている「軽井沢RIENFORET(リヤンフォレ)」さんのヴィンテージドレスを着ました。
Instagramを通じて出会ったアトリエ。誰ともかぶらない1点もののヴィンテージドレスに惹かれ、前撮りをするなら絶対リヤンフォレさんのドレスを着たいと思っていました。
軽井沢のアトリエでのドレス選びは本当に楽しくて、オーナーであるツツミさんのセンスや人柄が詰まった素敵な場所でした。
前撮りをしたのは2年前の10月。ちょうど紅葉やススキのベストシーズンで、軽井沢の自然溢れるロケーションを何ヵ所か回って撮影していただきました。
2箇所目:母校
小学校からの同級生である私達。 私達らしい場所、私達にしか残せない場所、、、そう考えた時に母校で前撮りをしたいと思いました。
ありがたいことに母校(中学校)での撮影を許可していただき、思い出の校舎で「懐かしいー!」と言いながら撮影したのを今でも覚えています。
あの頃と変わらない教室に嬉しくなり、温かい気持ちにもなり貴重な時間を過ごすことができました。
大人になった私達が、今こうして夫婦となっているだなんてあの頃の私達は1ミリも想像していなかったと思うと感慨深い気持ちになりました。
撮影には、高校時代の後輩に協力してもらい素敵なショットをたくさん残してもらいました。
コロナ禍ゆえの苦悩
当初2020年5月に式予定でしたが、1回目の緊急事態宣言があり2020年10月に式を延期しました。
しかし、その後もなかなかコロナが収まらないため10月の式は再度延期し、2021年8月に延長しました。ですがその後もコロナはおさまらず。
私達夫婦は医療従事者ということもあり、大人数での会食が難しいと考えて2021年6月頃に8月の式は披露宴を中止し挙式のみ行うことを決断しました。ちなみに、この時は友人も挙式に参加予定でした。
幾度となく延期を繰り返してもコロナは収まらず2021年夏に第5波到来。式直前の2週間前に、家族のみで挙式を行うことを決断しました。
おわりに
自然豊かな軽井沢でのガーデン挙式をご紹介しました!
コロナ禍を経て、結婚式を執り行うまで様々な苦悩や葛藤がありましたが、最終的には親族のみで挙式を挙げることができ本当によかったと思います。
コロナ禍で悩んでいるおふたりや、ガーデンでの挙式を検討されている方はとても参考になるのではないでしょうか?
こちらの花嫁さんの投稿をもっと見たい!という方は、Instagramよりチェックしてみて下さいね♡