運動が苦手な人でも理想の身体が手に入る!【ピラティス】のススメ
はじめに
「ダイエットしたいけど、運動は苦手…」そんな方にはピラティスがおすすめ!ピラティスは元々リハビリ用に作られたエクササイズなんですよ。
ピラティスによってダイエット効果を感じるまでにどのくらい行うのがいいのか、ピラティスで期待できる体質改善効果をご紹介します。
目次
ピラティスとは?
ピラティスとは、1920年代にドイツで考案されたエクササイズです。
もともとはリハビリを目的とした負担の少ない運動で、仰向け・うつ伏せ・四つん這い・座った状態という負担のない姿勢で行います。運動が苦手な方はもちろん、年齢や性別を問わず取り組むことができます。
インナーマッスルや体幹を意識して鍛えることで、ムキムキにならず女性らしいしなやかな筋肉が付き、健康的で美しい身体づくりに取り組めます。
ピラティスとヨガを混同している方も多いですが、ヨガよりも身体を鍛えるトレーニングの目的が強いのが特徴。器具を使ったり、骨格や姿勢のゆがみを整えながらインナーマッスルや体幹を鍛え、強くしなやかな身体を目指します。
期待できる効果や体質改善
理想の身体に近づくことができる
ピラティスは骨格を整えることで代謝を上げ、痩せやすい身体づくりを目指せます。
ピラティスによってインナーマッスルを鍛えると骨格が整い、内臓の代謝活動が上がるので、生活の中での消費カロリーも大きくなります。特定の部位にアプローチするエクササイズでは部分痩せも可能です。
お腹周りを鍛えればウエストやヒップのサイズダウン、下半身を鍛えれば太もものサイズダウンを実感できます。
骨盤矯正ができる
ピラティスによって骨を支える筋力がアップし、骨盤のゆがみや姿勢を正しい位置に整える効果があります。
骨盤のゆがみがあるまま鍛えると、太ももの外側に筋肉が付いてしまったりと余計な部分が張ってしまうことも。ピラティスによって、本来の正しい位置に戻すことで必要なところに筋肉を付けられます。
またコアが強化されると体幹が安定し、ゆがみで滞っていた血流やリンパの流れが良くなり、肩こりや腰痛も改善できるという嬉しい効果が期待できます。
中心部が整うと、ボディラインも自然と美しく変化します。
血流が改善する
ピラティスは筋肉量を均一に調整する鍛え方で正しい姿勢へ導きます。
骨盤周辺・股関節まわりには多くの血管が通っていて、上半身と下半身をつないでいるためこの部分を改善すると全身の血流が良くなります。
姿勢が改善されること、骨盤が正しく整うので血流がスムーズになるのです。
自律神経を整え、食欲の抑制にも繋がる
ピラティスは呼吸を意識しながら行うエクササイズですので、交感神経を刺激することで自律神経を整える効果もあります。
自律神経の乱れは、ストレスや体調不良、また不眠症などを引き起こします。自律神経が整うことで、ストレスにより増えてしまう食欲が抑えられ、食事制限がしやすくなるという効果も期待できます。
ピラティスで効果を上げるために有効的な頻度は?
ピラティスは、とにかく続けていくことが大切!身体に負荷をかけず、無理せずできるだけ長く続けましょう。
最初は週に1~2回の頻度で、慣れてきたら週2〜3回と増やしていきます。効果を実感するためにも、まずは3ヵ月程度続けてみてください。
1回ピラティスを行ったら、2~3日空けて筋肉を休ませます。10回で気分が良くなり、20回目からは見た目の変化、30回目以降には代謝が上がって脂肪を燃焼しやすく、疲れにくい身体に変わることを実感できると言われています。
ピラティスをやっていない人は騙されたと思って30回、少なくとも10回はやってみてください!
ピラティスで得られるダイエット効果
痩せやすい身体づくりができる
ピラティスは、骨格を整えることで代謝を上げ、痩せやすい身体づくりを目指すエクササイズです。
身体を引き締めて直接的にサイズダウンができるだけでなく、骨格が整って内臓の代謝活動が上がることで、脂肪燃焼量もアップします。
また血流が良くなることで、冷えやむくみの解消、お肌にもツヤが出たりと女性に嬉しい効果がたくさんあります。
食事制限がないため気軽にできる
ピラティスは食事の指導がないところもメリットに上げられます。
「短期間食事制限ダイエット」をしている人にとってピラティスはすぐ効果が出ませんので、もしかすると物足りないかもしれません。しかしピラティスなら、食事を気にしなくても体型維持が出来るのでメンタルの部分でとても楽です。
体重は年単位で少しづつ増えていくものですから、短期間で痩せるより年単位で少しづつ痩せる方がリバウンドしにくいのです。健康的に痩せるためにも、ぜひ長い目で続けていきましょう!
産後にもおすすめ!「リカバリーピラティス」とは?
産後の回復の時間はひとりひとり異なります。尿失禁、腹直筋離開、背部痛、肩こり、腰痛、便秘、むくみなどでお悩みの方も多いですよね。
産後4か月くらいまでは、筋肉は柔軟で関節や骨盤はとっても不安定。ピラティスで本来あるべき正しい位置に戻し、ゆっくりストレッチをしながら行いましょう。
身体に大きな負担をかけるハードな運動は避けてくださいね。
おわりに
ピラティスは続けることが大事!通い続けている中でも、普段の生活の癖から油断すると姿勢が崩れていることがあります。
家でも、朝起きたら身体を目覚めさせるために基本的な動きを10~20分、寝ながらやってみるだけでも効果がありますよ♪