DIYでも安心♪結婚式の【プロフィールムービー】を自作するコツ
はじめに
披露宴で流す新郎新婦ふたりのプロフィールムービーは今や定番ですよね。
プロにお願いして作ってもらうのも良いですが、自分たちで作ったというカップルは実は半数以上!ただ、ムービーを作ったことがない人は、「自分にもできるのかな…?」と不安ですよね。
本記事では自作ムービーのコツやポイントをご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
目次
自作のメリット・デメリット
メリット
費用が節約できる
結婚式場にウェディングムービーの制作を依頼すると、相場は10万円前後になります。
他にも結婚式には色々とお金がかかるので、ムービーの制作費用を大幅に抑えられるのはとても嬉しいメリットですね。
自分たちらしいムービーができる
自分たちで作るムービーなら写真の枚数や曲の長さに制限がなく、また何度でも修正ができます。
制作会社だと定型のフォーマットを使用することも多いので、自分たちで1から作る方が自分たちらしさやオリジナリティを出せるでしょう。
制作会社とのやりとりをしなくていい
ムービー制作会社に依頼する場合、自身の希望が上手く伝わらず何度も修正してもらうことになります。
細かい要望を伝えるのに遠慮し、妥協してしまう人も。「気を使わず作れる」というメリットも大きそうです。
デメリット
時間や手間がかかる
自作するデメリットとしては、やはり時間と手間がかかることでしょう。
動画の編集をしたことがない場合、初めて使うソフトやアプリに慣れるのにはある程度時間がかかります。
また、幼い頃の写真はプリントアウトして保管しているものがほとんどなので、使いたい写真をスキャンするだけでも時間がかかります。
ムービーを自作すると決めたら、余裕をもって制作に取り掛かったほうが良いでしょう。
素人っぽさが出る
やはりクオリティが保証されないこともデメリットのひとつです。
「プロのような映像をイメージしていたのに、作ってみたらなんだか違う…」なんてことも。クオリティ重視ならプロに依頼したほうが無難かもしれません。
自作ムービーの準備とポイント
自作でムービーを制作する際、まずは何から始めたらいいのでしょう?
写真を選ぶ
まずは使いたい写真を選んで、アプリで使えるようにデータ化しましょう。
ムービーに入れる写真の枚数は、5分の曲で大体30枚程が基本になります。写真1枚の上映時間をおよそ10秒で計算し、1分間に6枚ペース、5分で30枚になります。
新郎新婦の生い立ちや学生時代の写真など、それぞれ同程度の枚数を用意しましょう。
ポイント
写真選びのポイントは、自分たちだけが写っている写真よりもゲストと写っている写真を多めに選びましょう。
幼少期なら家族と写っている写真、学生時代なら友人との思い出の写真など。そうすることで当時を思い出してゲストに喜んでもらえますよ。
字幕やコメントを決める
写真を決めたら、写真に添える字幕やコメントを考えましょう。
字幕は何歳の頃の写真か、どういったシチュエーションの写真か、など簡単な説明になります。
コメントは自身の思い出や、ゲストに関係のある内容やメッセージなど伝えたい言葉を考えてみてくださいね。
ポイント
短すぎても寂しくなるので、コメントは20文字程度がベストです。
また、文字の配置や長さは一定に保つと見やすくなります。字幕の位置が写真によって変わると、見る側の目線の動きが多くなり、見づらい可能性が出てきます。
他にも、字幕が画面の枠ギリギリだと字幕が切れてしまったり読みづらくなるので、画面の枠より内側に余裕を持って配置するように心がけましょう。
BGMの曲を決める
ムービーの長さはできれば5、6分程度で収めましょう。長いと退屈になり、短いと少し寂しい印象に。
BGMは1曲通しで使う場合や2.3曲を切り替えて使用する場合があるので、3曲ほど候補を挙げておくのがおすすめです。
ポイント
- 新郎生い立ち
- 新婦生い立ち
- ふたりのストーリー
- 新郎新婦の生い立ち
- ふたりのストーリー
上記ふたつどちらかの構成がおすすめです。
生い立ちのBGMは明るいポップな曲、ふたりのストーリーはバラードなどスローな曲にするとドラマチックな映像に◎
また、1曲に絞る場合は、「前奏、Aメロ、Bメロ、サビ」などメリハリがついている曲を使うと写真やストーリーの切り替えがしやすいでしょう。
構成を考える
写真、コメント、BGMが決まったら、どんなムービーにするか構成を考えていきます。
ただやみくもに作り始めてしまうと、あとから大幅に修正をすることになりかねません。自作ムービーはスムーズに作成しても時間がかかるので、構成を決めずに作り始めるとかなり非効率です。
素材が揃ったら、写真の順番や時間配分を書き込んだ構成を考えましょう。
ポイント
構成は、曲に合わせて作りましょう。
曲の中の曲調が変わる『節目』で写真や場面を切り替えます。歌詞カードを用意し、『Aメロ』『Bメロ』『間奏』などの横に、どの写真を入れるかを書き込んでいきましょう。
間隔の秒数をチェックして、10秒間隔で節目がくる曲なら、『Aメロの部分は写真を5秒間隔で2枚入れる』『Bメロにはコメントを付けたふたりの幼少期の写真を同時に1枚出す』など、節目に合わせて入れる写真を決めていきます。
結婚式のプロフィールムービーの基本的な構成は、「新郎生い立ち→新婦生い立ち→出会い」という流れが多いです。時系列がわかりやすいように順番通りにストーリー展開していきましょう。
見やすいムービーの作り方のコツ
見る側の気持ちになって作ろう!
ズームイン、ズームアウトを使う
大勢の人が写っている写真を使う場合、どれが本人なのか分からない写真があります。
そんなときは、写真全体を見せたあとに新郎新婦の顔だけにズームインするか、もしくは本人の顔からゆっくりズームアウトし全員を見せるようにすると分かりやすくなります。
見せ方を工夫することで流れにメリハリがつく上、「新郎新婦がどこにいるのか分からない」という問題も解決できます。
写真だけでなく動画も加える
もし幼いころに親が撮影した動画があるという人は、ぜひ取り入れてみましょう。
それ以外にも、途中でプロポーズの再現動画や、二人の挨拶の映像を盛り込むのもおすすめ。動画を加えることで画面に動きや声が入り、メリハリができるので見る人を退屈にさせません。
アプリやソフトで写真加工をする
「使いたい写真があまり綺麗じゃない、古くて色褪せている…」そんなときは、写真の色み補正やコラージュができるアプリを使いましょう。
また、写真をスキャンする場合は、しっかりしたスキャナーを持っていなくても、今はスマホの写真スキャンアプリがあります。これらのアプリを駆使して、写真をグレードアップさせて素材の質を上げましょう。
おわりに
自分たちで手作りするムービーは写真の枚数から構成まですべて自由ですので、自分たちの思いを形にしやすいと言えるでしょう。
結婚式の準備は他にもたくさんあると思いますが、時間の許すかぎりぜひ楽しんで作ってみてくださいね♪