少人数の結婚式でも【席次表】は必要?ゲストが楽しめる内容もご紹介!
はじめに
最近では家族婚や親しい人だけを招く少人数制の結婚式が増えています。「少ない人数なら座席を知らせる席次表は無くても良いのかな?」と悩む人もいますよね。
今回は、少人数での席次表の必要性や席次表に載せるおすすめ内容をご紹介します。
目次
少人数でも席次表は必要?メリットは?
ゲストの数が10〜20名程の結婚式であれば、「席次表は必要ないのでは?」と考える人もいるのではないでしょうか。
そもそも席次表とは、ゲストの席順を伝えるためのものですので、少人数では必ず要るアイテムではありません。
ただ昨今の席次表は、席順以外に様々な内容が書かれていますので、少人数の結婚式であっても、下記のようなメリットがあると言えます。
席次表を作るメリット
記念に残る
結婚式のために作った席次表は、新郎新婦だけではなく家族にとっても記念に残ります。
話のきっかけになる
席次表には席順の他に、新郎新婦のプロフィールや食事のメニューを載せる人もいます。
そういった内容が、ゲスト同士のお話のきっかけになることも。
待ち時間にゲストが読める
新郎新婦のプロフィールなどが載っている席次表は、「待ち時間に読むのが楽しみ!」というゲストも多いようです。
テーブルが華やかになる
席次表はテーブルにセッティングされるものなので、置いてあるだけで席がパッと華やかになります。デザインによってテーブルの雰囲気を変えられるのも良いですね。
少人数ならでは!席次表におすすめの内容
新郎新婦のプロフィール
まずはやはり新郎新婦の紹介を入れましょう。少人数制の席次表は記載するスペースにも余裕がありますので、新郎新婦のことを詳しく紹介することができます。
定番の誕生日や趣味だけでなく、新郎新婦の馴れ初めや、プロポーズの言葉など、家族や親しい友人も初めて聞くようなエピソードを盛り込みましょう。
また、ふたりの幼少期からのヒストリーや思い出など、ゲストが知っているエピソードもおすすめ。新鮮さと懐かしさの両方でゲストに楽しんでもらえるでしょう。
家族の紹介
家族婚の場合は、新郎新婦のプロフィールだけでなく家族の紹介を入れるのもおすすめです。
顔合わせは親のみで行うことが多いので、兄弟姉妹や祖父母は初対面の場合があります。他にもペットの紹介や、家族での思い出のエピソードを載せる人も。
両家の親睦を深めるためにも家族紹介はおすすめです。
ゲストの紹介コメント
少人数での席次表なら、ゲストの名前の横に紹介コメントを入れる、というアイデアも♪
新郎新婦と親しい人たちしか出席しないとはいっても、ゲスト同士は初対面の場合もあります。ゲスト全員の紹介を盛り込んでおけば、席次表を見てゲスト同士の会話のキッカケになりそうですね。
ただ、人物紹介は内容に注意して記載しましょう。ゲストにとって載せて欲しくない内容もあるかもしれないので、「優しい」や「明るい」、「ムードメーカー」など好意的な言葉を使ったり、笑いを取るような内容でも本人に確認してから載せるなどの気遣いが大切です。
料理のメニュー
席次表には料理メニューを載せるのもおすすめ。結婚式の料理はおもてなしのひとつですので、どんな料理が出るのかをゲストにわかるようにするのも気配りとして大切なことです。
料理の他に、ドリンクなどのメニューも載せておくと親切です。料理の内容に何か特別なこだわりやおもてなしの意味を込めている場合は、その内容も記載しておけば、新郎新婦の気持ちを伝えることができます。
また、シャンパンやカクテルなどの名前だけではわかりにくいドリンクは、どんな味やテイストなのかを書いておくとゲストも選びやすいでしょう。
ゲストへの感謝とスペシャルサンクス
来てくれたゲストへ感謝を伝えるために、結婚式に協力してくれたゲストの名前を記載するのはいかがでしょう。
受付やスピーチ、結婚式の相談に乗ってくれた人などたくさんの「ありがとう」を載せましょう。また、「限られたゲストだけを載せるのは失礼かな…」と思う場合は、来てくれた全員をスペシャルサンクスとして載せるのもおすすめです。
全員に「ありがとう」を伝えられる素敵な演出になりますね♪
手作りがおすすめ!席次表の作り方
席次表は結婚式場やペーパーアイテムの制作会社に依頼すれば作ってもらえますが、依頼する場合、少ない部数ですと一部あたりの単価が高くなります。
手作りなら、費用を抑えられたり、オリジナリティある席次表が出来るので、手作りがおすすめです!ここでは手作りする場合の作成方法をご紹介していきます。
席次表のデータを作成する
自分でデータ作成をする場合、下記の2種類の方法があります。
無料のテンプレートをダウンロードする
WEBサイトで席次表のテンプレートをダウンロードすることができます。今は無料でデザインも豊富。
テンプレートに必要事項を打ち込んでいくだけで、オシャレな席次表が出来上がります。
ソフトを使ってパソコンで作成
Adobeイラストレーターなどのソフトを使って自分で1から作ることもできます。
専門的な知識が必要になりますが、完全オリジナルの席次表が作れますよ。
作成したデータを印刷する
データが出来上がったら印刷に進みましょう。こちらもおすすめの印刷方法が2種類あります。
自宅のプリンターで印刷する
自宅にプリンターがあれば、お好きな用紙を購入し、パソコンにつなげてすぐに印刷できます。
印刷業者に依頼する
自分で印刷するのが難しいという方は、業者に依頼するのが最も簡単です。
実店舗があるお店や、WEBサイトで運営している印刷会社もたくさんありますので、その中で少数から印刷できる会社を選びましょう。
印刷会社なら用紙を選べたり、印刷も綺麗に仕上がります。
印刷時の注意点
他にもコンビニのプリントアウトサービスやセルフ出力ができるお店もありますが、そういったサービスでは、多くはコピー用紙での印刷になります。
席次表は、やはりある程度厚みのあるしっかりした用紙を使用するのが望ましいため、上記の2つの方法がおすすめです。
製本する
席次表は、A4やB4の用紙を使用し、印刷が終われば、二つ折りや三つ折りまたは観音開き(両側を中央に向けて折る)で折り畳む方法があります。
他には、折り目を付けずに用紙をくるくると丸めてリボンで結んでも可愛いですよ♪
おわりに
結婚式はたくさん準備することがありますので、席次表を作成するのも大変な作業ですよね。
ただ手元に残る席次表は、新郎新婦だけでなくゲストの思い出にも残ります。少人数だからこそ自由に楽しい席次表を作ってみませんか?