【結婚】両家顔合わせはこれで安心!服装のマナーや当日の流れ・準備まで
はじめに
結婚の意思が固まったら行う、両家の顔合わせ食事会。お互いの両親が初めて顔を合わせる大切なイベントです。
当日グダグダな進行にならないためにも、しっかりと準備しておきましょう!
一般的な当日の流れや服装マナーなど、分かりやすく解説致します。
目次
両家顔合わせとは?
顔合わせとは、結婚を控えたカップルの家族が両家ともに集まり、親睦を深める会食のこと。
結納のような儀式的なことは行われず、決まりも特にありません。結納よりもカジュアルなイメージです。
ただし、顔合わせでお互いの家族や両親同士が初めて顔を合わせることも少なくありません。今後長いお付き合いになる両家。
良い関係を築けるように、当日の流れやマナーをしっかり確認し、心構えをしておきましょう。
両家顔合わせの準備
まずは当日までしておかなければならないことを見ていきましょう。
日取り決め
結婚式を行う人は、5〜8ヶ月前に顔合わせを行うとスムーズ。結婚する2人が間に入り、両家の都合の良い日を照らし合わせていきます。
お日にちに余裕があれば、大安や友引など六曜の吉日を選びます。吉日については気にする人もいるため、大安以外になる場合は事前に伝えておく方が後々問題になりません。
会場選び
レストランや料亭、ホテルなどで顔合わせをする場合は、早めにお店を予約しておきましょう。個室を希望する場合や人気のお店などは早めに予約が埋まってしまう可能性も。
場所は両家の中間あたりに設定するなど、お互いが納得のいく場所で行うのがベストです。
おすすめの会場については、味も雰囲気も大切!顔合わせにおすすめの【大阪】レストラン7選をチェック!
服装の確認
先に申し上げた通り、両家でどういった服装にするかを確認しておきます。服の準備もありますので、1ヶ月前には決めておくと◎。
和装になる可能性がある場合は、着付けの予約など、準備に時間がかかるためもう少し早めに確認しておく方が良いでしょう。
婚約記念品や手土産の用意
婚約記念品や手土産は必ず用意するものではありませんが、両家どちらかが用意する場合は合わせましょう。重たすぎず大きすぎない、持ち運びしやすい物を選んで。
両家顔合わせの当日の流れ
一般的な顔合わせの内容は、以下のような流れになります。
両家集合
待ち合わせはお店の外で。必ず時間厳守で到着着するようにしましょう。ここでは長々と話さず、軽くご挨拶する程度にします。
入店、着席
両家全員が揃ったら入店。席に着席するタイミングで、手土産がある人はお渡しします。
はじまりの挨拶
親が開催する場合は男性側の父親が、当人たちが招待する場合は新郎またはお2人で挨拶するのが一般的です。
両家の紹介
まずは両親から始まり、お互いに両家の紹介を行います。「緊張しそうで不安…」という人は、その日の流れや両家の紹介を載せたしおりを持参する人も多いですよ。
顔合わせ時のしおりの作り方については、顔合わせ食事会を成功に導く!【両家顔合わせのしおり】の作り方をチェックしてみてください。
婚約記念品の贈呈
婚約指輪などの記念品をお渡しする場合は、食事が始まる前に行います。
記念撮影
顔合わせの記念に、家族全員で集合写真を撮りましょう。お店の人に前もって頼んでおくとスムーズです。
乾杯・会場
一通りの内容が終われば、会食を始めます。進行役(開催者)が手短に乾杯の音頭を。
会場や歓談の間に、結婚式のことなど決めておきたいことをお話しするのもおすすめ。何をお話するか予め決めておくのも良いですね。
結びの挨拶
顔合わせの最後の挨拶は基本的に、結婚する2人が行います。時間に制限がある場合は、時間をチェックしながら進めていきましょう。
会の終わりには、当日集まっていただいた感謝やこれからお世話になることへのご挨拶をしましょう。
両家顔合わせの服装のマナーについて
顔合わせでは当日の内容はもちろん、服装も重要なポイントです。服装のマナーや好印象な装いをご紹介していきます。
また、詳しい服装マナーについては【結婚の両家顔合わせ】好印象な冬の服装は?身だしなみのマナーも解説でご紹介しています。
両家で格を揃える
顔合わせの服装で一番大切なことは、両家の服装の格を合わせること。男性側がラフな服装で女性側はしっかりした和装、なんてことになったら、お互い気まずい雰囲気になりかねません。
そんな事態を避けるために、事前に結婚するお2人が間に入り、両家で服装の取り決めをしておくようにします。
TPOや場所に合わせる
場所が決まっている場合は、お店や会場などの雰囲気も考慮しましょう。いくら両家が和装が良いと言っても、カジュアルなレストランでは浮いてしまいます。
ホテルや高級レストランなどであれば、事前に他のお客様がどのような服装をしているかを下調べをしておくと安心です。
また、格式高い料亭での顔合わせならば、正礼装にあたる振袖や紋付袴でも良いでしょう。
相手に与える印象を考える
服装は第一印象を大きく左右し、また相手や場所への心配りでもあります。自分らしく個性を発揮するよりも、「相手にどのように見られるか」「その場にあった服装であるか」に重点を置きましょう。
これから家族になる相手が安心できるよう、清潔感や上品さを心掛けてコーディネートしてみて下さいね。
代表的な服装パターン
次に、服装の格式パターンについてご紹介致します。下記の代表的な3パターンを参考に、服装を選んでみて下さいね。
定番の洋装スタイル
男性ならスーツ、女性ならばワンピース。スーツは黒や紺など落ちついた色が定番です。
女性はピンクや白など、おめでたい場にふさわしい華やかな色がおすすめ。ワンピースの生地はツヤ感のある素材だとよりフォーマルな印象になります。
格式高い和装
最も格式が高いのが和装。男性はスーツが定番ですが、女性は和装人気も根強いです。着物は準備に時間がかかりますが、その分男性側の家族にきちんとした印象を与えられるでしょう。
女性の和装は、訪問着や色留袖などさまざまな種類がありますが、顔合わせではセミフォーマルな色留袖を着る人が多いよう。
また、男性は顔合わせで和装を着る人は多くはありませんが、女性に合わせて和装でももちろんOKです。
和装について詳しくは【顔合わせや結納】で振袖を!種類の違いや注意ポイントまでをチェックしてみてください。
清潔感のあるカジュアル
近年人気なのがカジュアルスタイルの食事会です。ただし、カジュアルといっても普段着ではNG。
男性ならジャケットに綺麗めなボトムス、女性なら上品なワンピースなど、オフィスカジュアルに近いイメージです。上品さや清潔感を心掛けて、「話しやすいけどきちんとした人」という印象を持たれるようにしましょう。
顔合わせにおすすめの服装は、【女性Ver】結婚挨拶に行く際の服装は?マナーや注意点も確認で詳しくご紹介しています。
男性Verはこちらから。
おわりに
両家顔合わせでの服装マナーや一般的な流れをご紹介致しました。結納とは異なり、特に決まりはないため、基本的には両家が納得する形で行うことが一番です。
当日はリラックスして、食事会を楽しんで下さいね。