ウェディングでも【サスティナブル】を取り入れてみませんか?
目次
はじめに
最近耳にすることが多くなった「サスティナブル」。ウェディング界にもその風が!サスティナブルの意味から、ウェディングドレスのアイデアなどをまとめてみました。
サスティナブルとは
サスティナブルとは「持続可能な」という意味です。「人々の活動は、自然環境が持続可能で、人類社会が持続可能な発展をするようものを目指す」という意味で使われ始めました。
難しく感じられますが、簡単にいうと、「地球を保護しながら、地球に住む誰しもが平和で豊かに暮らそう」というようなニュアンスです。
最近では特に地球の自然環境にいい事業や取り組み、自然環境に配慮した行動を指した言葉としてよく使われています。海外の有名セレブやインフルエンサーなどが取り組んでおり、日本でもよく聞く言葉となりました。
海外に比べるとまだまだ取り組みが少ないですが、資源のリサイクルに着目したサスティナブルな活動を取り入れている企業も増えてきました。
ウェディング界でもサスティナブルなウェディングを目指すために色々な工夫がされはじめています。今回はサスティナブルな結婚式のアイデアについてまとめてみました。
サスティナブルなウェディングにするために
ウェディングにサスティナブルを取り入れる場合、意識していただきたいことは「破棄をできるだけ少なくすること」です。
新郎新婦が取り組みしやすいものは、式場の装飾や、ウェディングドレス、ゲストへのプチギフトなどがあります。その中のいくつかのアイデアをご紹介します。
大自然の中で式を挙げる
日本でも最近のトレンドであるビーチウェディングなど、大自然の中で式を挙げることは実はとってもエコに繋がるのです♡自然の中なので余計な装飾も不要ですし、椅子やテーブルも自然に合わせた木材でDIYすることも可能です。またこのコロナ禍で屋外での挙式はさらに需要が増えそうですよね。
招待状などの紙アイテムは再生可能なものに
結婚式の招待状や席札などのペーパーアイテムを再生紙で作ることでよりサスティナブルに。再生紙のくすんだニュアンスを素敵な雰囲気にしてくれますよ。
装飾のお花を生花からドライフラワーに
ゲストのテーブルなどに飾るお花をドライフラワーにしてみてはどうでしょうか。ドライフラワーにすることでゲストが持ち帰りやすく、長く飾ってもらえるアイテムに。
プラスチックを使わない
最近ではストローなども紙製のものになるなど再生可能な素材が使われています。結婚式でもできるだけプラスチック製のものは使わず再生可能な素材を使えばとってもエコです。
小物アイテムをDIYする
DIYと聞けばなんだか難しそうですが、すべての小物装飾をDIYするのではなく、例えば席札を切り株で作成してみたり、ご自身で作成できそうなアイテムはDIYしてみてはいかがですか?新郎新婦がDIYした小物はゲストにも喜ばれることでしょう♡
プチギフトには観葉植物を
披露宴にきてもらった大切なゲストに贈るプチギフトはお家に飾れる観葉植物が人気です!このコロナ禍で、おうちに観葉植物を飾る方も増えていますよね。長く飾ってもらえる上に環境にも優しいアイテムです♡
サスティナブルなウェディングドレス
時代はウェディングドレスにもサスティナブルを取り入れています!
サスティナブルなウェディングドレスと聞くとドレスの素材がリサイクル可能なものを使っているものでしたり、エコな素材で作られているものを想像しがちですが、日本ではまだまだ浸透していません。ですがこれからご紹介するのは、もっと手軽にできることです。
取組み① サムシング・フォーを取り入れる
突然ですが、サムシング・フォーという言葉をご存知ですか?結婚式に取り入れると幸せな花嫁になれるという言い伝えがある4つのアイテムのことです。
サムシングオールド
古くから伝わる祖先(祖母や母)のものを式で身につけることで幸せな結婚生活が続きますようにという願いがこめられています。
サムシング・ニュー
新生活の象徴である新しいものを取り入れます。ウェディングでは白いものを新調することが多いです。
サムシングボロード
すでに幸せな結婚生活を送っている友人から何かアイテムを借ります。幸せを分けてもらう意味があります。
サムシングブルー
花嫁さんなら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。聖母マリア様を表す青色を身につけることで夫への忠誠を表すといわれています。
実はこのサムシングオールドとサムシングボロードはサスティナブルに繋がることも!それは、どなたかからドレスをお借りすることやリメイクして着用することです。
最近ではインターネットのフリマアプリなどでドレスを手に入れる方も増えてきました。花嫁さんからまた新たな花嫁さんにドレスが受け継がれていくなんてロマンチックなうえに環境にも優しいですよね♡
取組み② ドレスのバトンタッチ
どうしても気に入ったドレスを購入したい場合は式が終わった後にお譲りする側になられてもそれもまたサスティナブルですね。ご自身の家族にお譲りするもよし。フリマアプリなどで新たな花嫁さんにお譲りするもよし。いずれの場合もお譲りするのであれば大事にしたいのは保管方法です。簡単にまとめてみました。
式後1週間以内にウェディングドレス専用クリーニングへ
通常のクリーニング店ではドレス用の設備が整っていないことも。いつも行っているクリーニング店にお願いしたい場合はあらかじめ電話で確認すると◎また、時間が経ちすぎると汚れが落ちにくくなるのでなるべく早くクリーニングへ出しましょう。
真空パックで保管
ウェディングドレスが変色する原因のひとつはビニール袋です。適切なケアをしていてもプラスチックの性質上、ドレスの黄変を促してしまいます。黄変を防ぐためには酸を含まない環境で保管することが大事です。真空パックで保管すると黄変を防いでくれるので検討をしてみてくださいね。
通気性のいい場所で保管
ドレスを保管する際には吊るしても、畳んでもどちらでも問題はありませんが、畳んで保管することをおすすめします。畳んで保管することで肩紐などが伸びることを防いでくれます。
ビニールは黄変を促すので、専用のカバーや大きめの衣類保管カバーなどで保管します。その際、防虫剤を入れておくと安心です。直射日光や蛍光灯が当たる場所での保管は避けて通気性のいい場所で保管しましょう。
真空パックに入れて保管する場合は3年に一度、その他の場合は半年に一回はドレスが黄ばんでいないか、型崩れしていないかチェックしましょう。
綺麗な状態で保管することで何代にもわたって花嫁さんがウェディングドレスを着られることでしょう。
おわりに
日本ではまだまだ浸透していないサスティナブル。ですがこれからはたくさん聞くワードになっていくことは間違いないでしょう。いちはやくウェディングにサスティナブルを取り入れ環境にも人にも優しい結婚式を開くことで更に笑顔あふれるおふたりになりますように。