結婚式は【チマチョゴリ】で♡ウェディングにおすすめの韓服をご紹介!
はじめに
韓国のチマチョゴリといえば聞き馴染みのある民族衣装ですよね。
韓流ブームもあり、ドラマなどでチマチョゴリを目にする機会も増えたのではないでしょうか?
韓国の民族衣装は華やかで美しく、日本はもちろん外国でも人気なんです。
今回はウェディングドレスとして着る可愛いチマチョゴリをご紹介します。
目次
チマチョゴリとは
チマチョゴリとは、韓国の民族衣裳である韓服の一種で、チマ(=スカート)とチョゴリ(=上衣)からなる女性の装いのこと。
ちなみに男性の衣装は、パジチョゴリ(パジ=ズボン)と呼ばれ、それらを総称した韓服のことを「ハンボク」と言います。
昔の韓国ではいつも韓服を着て過ごしていましたが、最近ではお正月や結婚式、お祭りなどの特別な日のみ着るようになっています。日本でいう着物や浴衣と同じような感覚といえるでしょう。
また、チマチョゴリといえば赤や黄色などカラフルなイメージが強いと思いますが、昔は子供や未婚の若い女性がカラフルな配色を好んで着ていたからだそう。
また、チョゴリに赤紫色のコルン(リボン)を付けている女性は「既婚者」、青い色の生地を袖の先に付けたら「子供を持った母親」というように、色に意味を持たせていたようです。
昔は年齢によっても色の決まりがあったようで、緑やクリーム色のチョゴリに、赤やピンクのチマは花嫁の色。新郎の母はブルー系、新婦の母はピンク系、全体的に渋めの色は年輩者、若い人は鮮やかな色、という感じで分けられたとか。
ただ今ではそういった風潮は薄れて、お好みで色やデザインを選ぶ人が多いようです。
結婚式におすすめのチマチョゴリ
コリアンウェディングで花嫁が着る定番の衣装といえば、やはりチマチョゴリですよね。
チマチョゴリと一口に言ってもさまざまな種類があるんです。また、日本の着物や浴衣と同じようにどんどん時代に沿ってデザインも変わってきています。
結婚式でチマチョゴリを着たい花嫁さんへおすすめのチマチョゴリをご紹介します。
タンウィチョゴリ
韓服の中で伝統的な形といえばこちらのタイプ。「チャングムの誓い」の王妃が着ているような「唐衣(タンウィ)」と呼ばれるチマチョゴリです。
上に着る衣装の前や後ろ部分が長くなっているデザインで、韓国の時代劇などで目にしたことがある人もいるのでは。
タンウィ韓服は朝鮮時代の礼服で、宮中でも位の高い女性たちが着用していました。現在でも、ウェディング撮影の際にもよく着られている高級感溢れる韓服です。
セクトンチョゴリ
1番よく目にするチマチョゴリではないかと思います。
セクトンチョゴリの特徴は、腕の部分の色が1色でなく何色かに分かれていることです。もともと子供が着用するもので、大人の女性はほとんど着用することがありませんでした。
しかし現在では、派手な色合いと可愛さ、洗練されたデザインのものが増えて、大人の女性もよく着用するようになりました。
どちらかと言うと他のチマチョゴリよりもカジュアルで明るいイメージなので、お色直しやフォト、2次会などで着られるのはいかがでしょうか。
フュージョン韓服
フュージョン韓服とは、一言で言うと伝統衣装の韓服を現代風にアレンジしたものです。最近ではウェディング用に、純白のチマチョゴリもあり、他にもピンクやブルー、グリーンなどの淡い色が人気です。
さらにビーズやレースをあしらったものなど、ドレス風にアレンジされた可愛いチマチョゴリがたくさんあるんです♡まさに韓国のウェディングドレスと言ったデザインで、結婚式にはピッタリ!
フュージョン韓服の場合、昔ながらのヘアアレンジやアクセサリーはもちろん、現代風の小物もとても似合いますよ。
足元は?
足元はコッシンと呼ばれるお花などの刺繍をあしらった靴がおすすめ。
アクセサリーやバッグなど、韓服用の小物はとても可愛いので、ぜひ揃えて着てみて下さいね。
チマチョゴリに似合うヘアアレンジ
チマチョゴリは衣装の美しさだけでなく、ヘアアレンジや髪飾りなどもとっても可愛いんです!
一番定番のヘアアレンジは、「チョンモリ」という髪型。
「チョンモリ」はおでこを出し、後ろ髪を丸くまとめ上げる伝統的な韓国のヘアスタイルです。時代劇の韓国ドラマなどを見ると、よく出て来ますよね。
髪をまとめ上げる時に使うかんざしを韓国語で「ピニョ」と言います。チョンモリはキリッとした美しさを演出できますが、可愛い系がお好みの人には三つ編みやハーフアップもチマチョゴリにはとても似合います。
また、前述したフュージョン韓服の場合は、洋装のドレスのときと同じようなティアラやお花を飾るなど現代風のヘアアレンジも似合います。
日本人でもチマチョゴリを着ていいの?
最近では韓流ブームやその美しさから、日本人の花嫁さんでも結婚式のお色直しや前撮りなどでチマチョゴリを選択する方がいるそうです。
また、新郎新婦どちらかが在日韓国人の方の場合、相手に合わせてチマチョゴリ、パジチョゴリで結婚式を挙げられるカップルも多いです。
洋装のウェディングドレス自体も、キリスト教における婚姻の儀礼用の衣装なので、そう考えればどの民族衣装を着ても問題はありませんよね。
ただし、まだまだ日本人で結婚式にチマチョゴリを着る人は少数派。韓国が好きで着ているとしても、チマチョゴリだと新婦は韓国・朝鮮の人だと思われるかもしれません。
もしお相手の家族や親戚などゲストに誤解されたくない場合は、司会の方に「韓国好き」や「韓国に縁があるから」など説明してもらう方が良いでしょう。
おわりに
韓国ドラマやK-POPやメイクまで、韓国にはたくさん魅力がありますよね。
在日韓国人の方はもちろん、韓国が好き!という花嫁さんもぜひ、可愛いチマチョゴリで他の人とひと味違うウェディングを演出してみては?