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    結婚式は洋装か和装どっちにする?【花嫁衣裳】に迷ったときの選び方

    はじめに

    結婚式で着る花嫁衣裳には、定番のウェディングドレスから日本人ならではの白無垢など色々あります。

    和装も洋装もどっちも気になる…!なんて迷えるプレ花嫁さんのために、洋装と和装の良い所などそれぞれ詳しくご紹介いたします!

    結婚式の衣裳の種類

    結婚式で着る衣裳にはどのような種類があるのでしょうか?まずは洋装と和装の代表的な婚礼衣裳をご紹介していきます。

    ウェディングドレス

    結婚式といえばウェディングドレス!というイメージの人は多いと思います。

    実際に結婚式でウェディングドレスを着られる花嫁さんは9割以上。白いウェディングドレスには、「純潔」や、「あなたの色に染まります」という意味があり、19世紀に英国のヴィクトリア女王が結婚式に着たことから、またたく間に人気が広がったと言われています。

    デザインも流行によってどんどん変わり、ドレスの形もさまざま。

    • ほどよいふんわり感のAライン
    • お姫様のようなプリンセスライン
    • 大人っぽいマーメイドライン
    • ナチュラルなエンパイアライン

    など、ウェディングドレスとひと言で言っても迷ってしまうほど素敵なデザインがたくさんあります。

    カラードレス

    1着目にウェディングドレスを着られた花嫁さんが、お色直しで選ばれる衣装の第1位はカラードレスです。普段着られない華やかでお姫様のようなカラードレスは、やはり憧れますよね。

    花嫁さん1人ひとりの個性が色濃く表れるドレスなので、ウェディングドレス以上に選ぶのに悩む方が多いようです。

    会場や装花の色、披露宴のテーマなどを考えると決めやすいかもしれません。

    最近ではパーソナルカラー診断で自身に1番似合う色のドレスを選ぶ花嫁さんも。カラードレスはお色直しはもちろん、前撮りや二次会など幅広く着られています。

    白無垢

    白無垢とは、表裏白一色で仕立てた和服で、和装の婚礼衣装の中でも最も格式の高い正礼装です。

    ウェディングドレスと同様、白の色には、「純潔」や「嫁いだ家の家風に染まる」という日本らしい意味があります。

    白無垢をお色直しで着る事はないので、白無垢を着たい方は神前式という挙式スタイルが大半になります。

    真っ白な着物だったら選ぶのに迷うことがなさそうですが、実は素材や織り方・柄など色々なバリエーションがあるんです。

    素材も天然の絹から化学繊維が混ざった生地もあり、柄は鶴や鳳凰・松竹梅などの縁起の良いものから、桜や牡丹などの華やかな柄も人気です。

    ふだんなかなか手に取ることのない伝統的で美しい小物もたくさんあり、実際に見てみるとウェディングドレスに劣らない美しさがありますよ。

    色打掛

    色打掛は、華やかな色合いで刺繍などの柄があるのが特徴。

    日本古来の意味では、色打掛は嫁ぎ先での「生まれ変わり」を意味します。白無垢の無である「白」から、生まれ変わりの新しい「血」という事で血液の象徴である「赤い色」が色打掛で好まれてきました。

    この流れから、色打掛は赤いイメージが強いですが、最近では青や紺、黒や黄色、ピンクなど様々な色が着られています。もともと武家の花嫁衣裳として着られていたので、豪華で華やかなものが多いです。

    着物自体がとても重厚なので、重たくて動き回るのは少々大変かもしれませんが、その分結婚式にしか着られないと人気が高まってきています。

    色打掛を着る場合、お色直しで着る事がほとんどで白無垢→色打掛はもちろん、ウェディングドレス→色打掛で、ガラッとイメージを変える人も。

    引き振袖

    引き振袖とは、振袖に比べて裾が長く、裾を引きずって着る振袖のこと。振袖のようにおはしょり(腰のところで裾の長さを調整する折り返し)を作らない分、長くなります。

    引き振袖の中で人気なのは「黒引き」と呼ばれる黒地の生地であつらえたデザインのものです。

    黒引きは昭和初期まで一派的な花嫁衣装とされてきました。黒だと暗いイメージがありますが、今は大きな花や華やかで可愛いデザインがたくさんあります。

    花嫁衣装の中でも珍しい引き振袖ですが、スマートなシルエットや動きやすさから家族婚や少人数制の結婚式に選ばれる花嫁さんが多いようです。

    洋装婚のおすすめポイント

    洋装婚の結婚式は教会や結婚式場に併設されたチャペルで行うのが一般的です。

    新婦の母が新婦にウエディングベールをかけるところから始まり、父親とバージンロードを歩くなど、両親との思い出も作ることができるので家族にも喜んでもらえるでしょう。

    他にも神父の前で誓いの言葉誓いのキスなど、ザ・結婚式のイメージからチャペルでの洋装婚はやはり根強い人気があります。

    チャペルでの挙式は、親族以外のゲストも参加できるので、ゲストをたくさん呼びたいカップルは洋婚がおすすめ。

    また、洋装は和装よりもお色直しに時間がかからないため、着替えている間にゲストを長時間待たせることもなく、ゲストとの時間を多く取れるのも嬉しいポイントです。

    和装婚のおすすめポイント

    和装婚の場合、神社もしくは結婚式場に併設された神前式の会場で行うのが一般的です。雅楽の音色が流れる中で日本古来の儀式が体験できます。

    教会に比べると広さが限られることが多いため、参列者を多くは呼べない可能性がありますが、親族や親しい友人のみで厳かに行いたい、というカップルには人気があります。

    また、「日本人ならではの和婚を挙げたい」「日本人なのでやはり和装が似合うと思った」などの意見から和装婚を選ぶ花嫁さんも増えています。

    神社で結婚式を行うことが多い和婚は、あらためてまた訪れやすいというメリットがあります。神社はいつでも開放されている場所なので、結婚記念日に立ち寄ったり、お子さんが生まれたときや七五三など様々な節目で訪れることができるのは嬉しいですよね。

    洋装も和装も叶えたいなら

    「和装も洋装もどちらもしてみたい!」という花嫁さんには、こんなスタイルはいかがでしょうか。

    • ウェディングドレスで挙式、和装で披露宴
    • 和装で挙式、ウェディングドレスまたはカラードレスで披露宴
    • ウェディングドレスで挙式&披露宴、お色直しでカラードレス+和装で前撮り
    • ウェディングドレスで挙式&披露宴、お色直しで和装

    式や披露宴で洋装も和装もしたいという場合、着用順は「和装が先」というのが一般的です。

    なぜなら、和装は準備にかかる時間がかかるため、お色直しの際に洋装から和装へチェンジするのは中座時間が長くなり、ゲストを待たせてしまうことになります。

    お色直しで和装にしたい場合は、着替えにかかる時間などを着付けやヘアメイクの担当の方に確認しておきましょう。

    また、フォトウェディングで和装と洋装を叶える花嫁さんも多くいらっしゃいます。

    おわりに

    一生に一度の花嫁衣裳、何を着るか迷いますよね。色々な意見があると思いますが、後悔しないようにじっくり選んで下さいね。

    あなたにピッタリの素敵な衣裳に出会えますように。

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    ウェディングプランナー&グラッフィックデザイナー&元サロン経営者の、卒花ライター計3名によるウェディング経験をもとに、ブライダルの最新トレンドとニーズをキャッチした記事を執筆しています。
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