【マタニティウェディング】安心して結婚式を挙げるための準備は?
目次
はじめに
妊娠はとってもおめでたいことですね♪ですが、結婚式を挙げる予定のカップルは「ウェディングドレスはどうする?」「体に影響はない?」などの不安もあるかと思います。
そこで今回は、安心してマタニティウェディングを叶えるために、気をつけたいことやマタニティドレスを選ぶポイントなどを解説していきます。
マタニティウェディングとは
マタニティウエディングとは、新婦の妊娠中に結婚式を行うことです。「マタニティ婚」「さずかり婚」などとも呼ばれます。
ちなみに出産後に結婚式を行う場合は、「パパママ婚」や「ファミリー婚」と呼ばれることがあります。
結婚式の準備を進めていく中で妊娠に気づいたり、出産後は育児で時間がなくなるからと出産前に結婚式を挙げようと計画するカップルもいるので、マタニティ婚は意外と少なくありません。
最近では結婚式を挙げるカップルの約25%がマタニティ婚だというデータもあります。
結婚式場側も慣れているスタッフが多いので、必ず妊娠の旨を伝え、打ち合わせから結婚式当日まで、新婦の体のサポートをお願いしましょう。
妊娠期間別・結婚式のポイント
妊娠初期(1ヶ月〜4ヶ月)
妊娠初期はお腹がほとんど目立たないため、ゲストに気づかれにくく、ドレスサイズもあまり気にしなくても大丈夫です。
ただ妊娠初期はまだお腹の赤ちゃんの成長が安定していないため体に負担がかかる動きは避けた方が良いでしょう。また、つわりも3〜4ヶ月頃までは起こりやすいため自身の体調と相談しましょう。
妊娠中期(5ヶ月〜7ヶ月)
妊娠中期は安定期と呼ばれ、最も安定している時期とされています。それに個人差はありますが、5ヶ月頃ならばお腹もまださほど目立たないため、この時期に結婚式を挙げる人が多いです。
ただやはりお腹に赤ちゃんがいる状態ですので安定期だからと行って無理は禁物です。また、膀胱が圧迫され始めるため頻尿にもなりやすくなるので、お手洗いに行きやすいよう会場スタッフにも相談しておきましょう。
妊娠後期(8ヶ月〜10ヶ月)
この頃になるとかなりお腹が目立ってきます。体も重たくなり大きなお腹が圧迫するため貧血も起こりやすい時期。動くのも辛くなってきます。
体調が良さそうであれば、8ヶ月頃ならまだ結婚式は出来なくはなさそうですが、無理をすると早産の危険性もあるので後期はできるだけ避けましょう。
マタニティドレス選びのポイント
「妊婦でも可愛くウェディングドレスが着こなせるかな…」
「結婚式の頃には、サイズが変わってるかも…」などの不安がありますよね。
それにせっかく結婚式を挙げるなら、気に入ったウェディングドレスを着たいですよね。近年は、マタニティウェディングが定着したこともあり、マタニティドレスの種類も豊富になっています。
デザイン別の着こなしや注意ポイントなどをご紹介していきます。
Aライン
ウエストから裾に向かって広がるAラインドレスは、お腹に負担がかからず、かつ身体のラインが美しく見えることで人気です。
試着した時点から多少お腹が大きくなっても、他のラインよりはさほど気にしなくても大丈夫です。
また、Aラインはウェディングドレスの王道デザインなので種類も豊富なため、お気に入りの一着を見つけられそうです。
プリンセスライン
ふわっと広がるスカートのシルエットが特徴のプリンセスラインのドレスは、お腹が大きくてもボリュームのあるスカートが隠してくれます。
結婚式の時期が、ある程度お腹が大きくなる予定の時は、プリンセスラインを選んでおくと締め付けもなくお腹が目立たないので安心です。
自分の体型に合わせてパニエでシルエットを調整するようにしましょう。
エンパイアライン
お腹への負担が少ないという理由から、特におすすめなのが「エンパイアライン」です。
胸下での切替が特徴のエンパイアラインのドレスは、お腹を締め付けないのでお腹の大きな花嫁さんでも体の負担が少ないです。
また、背中が編み上げになっているデザインなら、サイズ調整ができるのでより安心して着られます。
ナチュラルなイメージのエンパイアラインは、お腹が目立っても素敵に着こなせますよ♪
マーメイドライン
マーメイドラインはピッタリとしたデザインで身体のラインが出るため、避ける方も多そうですが、意外にマタニティドレスとして人気があります。
なぜなら、お腹のふくらみがはっきりと分かる方が、妊娠中の女性特有の美しいラインが強調できるから。
ただ妊娠後期ごろになるとお腹の大きな新婦にはすっきりとしたラインが苦しくなってしまうかもしれませんし、あまり向いていないと言えるでしょう。
式を挙げる時点での自分の体型をよく考え、 体型に合ったもの を選びましょう。
まとめ
通常のドレス選びと違い、マタニティの場合はお腹の赤ちゃんの成長とともに体形も変わっていくため、通常よりもサイズ合わせを増やして調整していくのが一般的です。
また、お腹だけではなく胸のサイズも非妊娠時より1〜2カップほど大きくなります。担当のドレススタイリストさんに、体調やサイズなど不安なことはどんどん相談して行きましょう。
通常ウェディングドレスを着る時に付けるインナーは、がっちりと固めるタイプのものが多いですが、マタニティ専用のブライダルインナーがありますので、そちらを使用するようにしましょう。
お腹まわりを優しく包む、体型にあったインナーを着用すれば体も軽やかにシルエットもキレイに見せられますよ。
結婚式当日に気をつけたいこと
体への負担を最小限に抑えることが何よりも大切です。お色直しはヘアメイクと小物をチェンジする程度にしたり、負担を減らす配慮を。
結婚式の最中に気分が悪くなってしまった場合もすぐにスタッフに駆けつけてもらえるように、相談しておきましょう。
つわりや食事の匂いで気持ち悪くなることがありますので、エチケット袋を用意しておくと何かあった時に安心です。
また、二次会や屋外演出にも気をつけましょう。二次会は体調によっては行えますが、無理しないように。屋外演出では体が冷えないように気をつけましょう。
結婚式前日は睡眠をしっかり取るようにし、当日は何かあったときのために母子手帳と保険証を持参しておきましょう。
おわりに
プランを決めている時は元気でも、結婚式間近になって新婦の体調が変化することもあります。決して無理はせずに、会場スタッフや家族など周りにサポートをお願いしましょう。
お腹の赤ちゃんとともに幸せなマタニティウェディングを叶えてくださいね。