大和撫子の象徴!【和婚】の魅力や流れをたっぷりご紹介します♡
目次
はじめに
日本人なら一度は憧れる和装での結婚式。神社や庭園で白無垢・色打掛を着ている華やかなその様子は、女の子なら一度は憧れる姿♡そんな和婚の魅力やしきたりをたっぷりご紹介していきたいと思います!
和婚とは
和婚とは、日本の伝統的な結婚式の要素を取り入れた和のウェディングのことです。
神社で式をあげることが代表的ですが、最近では庭園や神殿での挙式・前撮りでの和装をする人が増えてきています。当日はチャベルでドレスを着るけど、せっかくなら和装も着たい!という方は両方楽しむことができるので、欲張りたい方はオススメです♡
また、和婚をする場合基本的にドレスではなく白無垢や色打掛、大振袖を身につけます。
和婚をする際の主な会場
神社での神前式
神前式とは、神社に祀られている神様に結婚の誓いをたてる日本固有の挙式スタイルです。キリスト教式では牧師さんが行うポジションを、神前式では神主さんが行います。また、「参進の儀」という巫女・神主さんを先頭に新郎新婦とゲストが一列になり神殿に進む儀式を行うのが一般的です。
ホテルや式場の神殿・庭園
神殿とは、神社の中身だけを建物内に移動させてきたというイメージがわかりやすいと思います。神社に比べ、披露宴もその会場内で行うことができるので移動が楽というメリットがあります。
また、庭園で行う際神前式も人前式も行うことが可能なので和装をして人前式をしたいという方にぴったりな場所です。
和婚のマナーやしきたりについて
「和婚」と聞くとどこか格式高いイメージや神前式で気をつけるべきことがあるのかという先入観を持ってしまいます。それと同時に、マナーやしきたりも細かくあるのかなぁと不安に思う花嫁さんのために、神前式の作法をチェックして行きたいと思います!
心身を清める「手水の儀」
神殿に入る前に、身を清めるために行います。神社に参拝する時と同じルールで身を清め、用意されている懐紙で口元や手の水分を拭き取って終了です。
固い縁を結ぶ「三三九度」
三三九度とは、結婚を誓い合うための儀式です。大・中・小3つの盃にお神酒を注ぎ新郎→新婦の順で3回に分けて飲み干し、最後にもう一度新郎が同じ盃でお神酒をいただくという流れを3度繰り返します。
最近では、お神酒を全部飲み干さなくてもいいとされており、少し口をつけるだけでもOKです。
神様に誓う「誓詞奏上」
新郎新婦が誓いの言葉を読み上げる儀式です。神前で一礼し、新郎が誓いの言葉を読み上げます。新婦は最後に自分の名前だけを読み上げます。難しい言い回しもあるので、練習しておいたほうが◎
神様に感謝と祈りを込める「玉串拝礼の儀」
玉串という栄木の枝に紙片をつけたものを、神様に感謝と祈りを込めて捧げる儀式です。この儀式は玉串を振りながら行なわれるのですが、回転させるのにもきちんとしたルールがあるので事前に確認しておきましょう。
2人をお守りくださいという願いを込めて「親族杯の儀」
参列した親族にお神酒が配られ、全員で一斉に飲み干し家族の契りを交わす儀式です。挙式の中心となる人の合図で起立し一斉に3口で飲み干します。この時姿勢が悪くならないように気をつけましょう!
ゲストも気をつけるべきマナー
神前式での作法をチェックしてきましたが、ゲストも気をつけるべきマナーがあるのです。
写真撮影はNG!
神聖な社殿の中で撮影が許可されているのは、専属のカメラマンのみの場合がほとんどです。つい綺麗で撮りたくなってしまう気持ちはわかりますが、基本的に撮影NGなのでゲストにしっかり伝えるようにしましょう。披露宴会場は神社から移動するので、その時にいっぱい撮ってもらうようお願いしましょう♡
土足もNG!
神殿の多くは、土足NGとなっています。靴を脱いで上がるので、前もってゲストに「脱ぎやすい靴を履いてきてください」とアナウンスしておくと親切ですよ。
披露宴でのマナー
挙式だけでなく、披露宴でも注意すべき点がいくつかあります。
おもてなし精神を忘れない
日本人はおもてなしの文化をとても大切にします。和婚はそのおもてなしの気持ちを行動で表すことが大切です。
スピーチは起立して聞く、スピーチが終わったら一礼してから着席するといった行動を心掛けていれば、きっとゲストも最後まで気持ちよく参加することができますよ。
食事をするときのマナーに気を付ける
食事をする際、新婦さんは手袋を外しましょう。また、お着物を汚さないためにも食べにくいものは小さくカットしてもらうといった工夫を施すといいでしょう!
いちばん気をつけたい点はタイミングです。スピーチをしている・祝辞を述べているという時は、食事の手を止めるのがベター。きちんと聞いている姿勢を示すのが大切なので心掛けましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか?マナーやしきたりこそたくさんあるものの、日本の伝統を重んじる素晴らしい挙式スタイルであることに変わりはありません。この機会にぜひ、彼と和婚を検討してみてはいかがですか?♡