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    コツを掴んでご両親に感謝の言葉を伝えましょう♡想いが伝わる花嫁の手紙書き方ガイド

    はじめに

    披露宴での花嫁から両親へのお手紙は、ゲストも楽しみにしている場面のひとつですよね。気持ちが伝わる文章って難しいと思っていませんか?コツや順序を知れば意外とカンタンなんです!

    基本的な構成

    伝えたいことはたくさんあっても、まとまっていないと伝わりにくいことも。入れておいた方が良い挨拶や順序など、基本を知っておけばまとまりやすいですよ。

    1.書き出し

    まずは、ご挨拶から。結婚式に出席してくださったゲストへのご挨拶や、これから手紙を送る両親への感謝の気持ちから始めましょう。

    2.エピソード

    両親との具体的な思い出や、小さい頃のエピソードなどを書いてきましょう。照れ臭いかもしれませんが、ご両親も昔を思い返すことができ、ゲストにも花嫁とご両親の人柄などが伝わります。

    3.結びの言葉

    これから新郎とともに未来を築いていきます。ご両親が安心するようこれからの決意や想い、また最後に、これから家族になる彼のご両親への挨拶も加えると良いかと思います。

    書き出し①ゲストへの挨拶の文例

    ・みなさま、本日はお忙しいところ、私たちの結婚式にご出席くださいましてありがとうございます。この場をお借りして、両親への感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください。 

    ・本日は、お忙しいところお集まりいただき本当にありがとうございます。ここで私から両親へ、感謝の言葉を申し上げることをお許しください。 

    書き出し②両親への感謝の文例

    ・お父さん、お母さんへ

    ○年間大切に育ててくれてありがとう。

    今まで手紙を書いたことなんてなかったので、照れ臭いですがこの場をお借りして、これまでの感謝の気持ちを伝えたいと思います。

    ・お父さん、お母さん。今日まで本当にお世話になりました。今日この日を迎えられたのも、ずっと見守ってきてくれたお父さんとお母さんのおかげです。 

    お父さん、お母さんへ。

    今日は感謝の気持ちを伝えたくて、手紙を書きました。今まで〇年間、大切に育ててくれて本当にありがとう。今は、幸せな気持ちとほんの少し寂しい気持ちでいっぱいです。

    エピソードの文例

    ・私が小さいころ、両親が共働きで、一緒にいれない寂しさから、お父さんとお母さんにワガママばかり言っていましたね。申し訳なさそうにごめんねって謝るお母さんの顔が今も忘れられません。大人になって、私を育てるために一生懸命働いてくれてたことに気づき、今は感謝しかありません。

    ・幼いころ体が弱かった私は、よく熱を出して寝込んでいました。夜通しそばについててくれて、ほとんど寝ずに仕事に行ってたお父さん、一日中看病して美味しいご飯を作ってくれたお母さん、本当にありがとう。2人のおかげで今は元気に過ごせています。

    ・学生時代、私は友達と遊ぶのが楽しくて、帰りが遅くなることもよくあったよね。怒られると反抗してひどいことも言ってしまいました。今になってお父さんとお母さんがどれだけ心配してくれていたかわかります。本当にごめんなさい。そしてこんな私を諦めずに叱って、見守ってくれてありがとう。

    ・小学生のころ、運動が苦手な私は運動会の当日に行きたくない!と困らせたことがあったよね。そんな私に、「ビリでもいいんだよ!元気に走り回ってる○○の姿を見られるだけでお母さんは幸せだよ!」と言ってくれました。仕事が忙しいお父さんも、休みをとって2人で応援に来てくれて、すごく嬉しかったよ。ありがとうがたくさんありすぎて、伝えきれないけど、2人の子供に生まれて本当に幸せです。

    結びの文例

    ・これからは、お父さんとお母さんのような温かい家庭を、○○(新郎名前)さんと 2人で築いていきたいと思っています。どうぞ見守っていてください。そして○○(新郎名前)さんのお父さん、お母さん。未熟者ではございますが、これからどうぞよろしくお願いいたします。

    ・私はこれから、○○(新郎名前)さんと一緒に、新しい家庭を築いて行きます。だけど結婚しても、私がお父さんとお母さんの娘であることに変わりはありません。これからも暖かく見守って下さい。そして、○○(新郎名前)さんのお父さん、お母さん。今日から私も家族に加われることを本当に嬉しく思っています。何かと至らないところもあるかと思いますが、これからよろしくお願いします。

    手紙の全文文例

    皆さま、本日はおいそがしい中、私たちのためにお集まりいただき本当にありがとうございます。

    この場を借りて、両親への感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください。

    お父さん、お母さんへ 。

    ○年間、大切に育ててくれてありがとうございます。2人がいたから今日この日を迎える事ができました。小さいころの私は、親の苦労も知らずに仕事で構ってもらえずわがままばかり言って困らせていました。高校生になると反発心から遊びにばかり出かけ心配をかけました。それでもお父さんとお母さんは、帰りに迎えにきてくれたり、見放すことなくずっと優しくいてくれたよね。この年になり、その頃のことを思出だすと胸が痛みますが、今日まで素直になれず、感謝の気持ちを言葉にできていませんでした。今日は初めてきちんと伝えたいと思います。

    お父さんお母さん、今まで本当にありがとうございました。決して良い子の私ではなかったけれど、いつも私の味方でいてくれたこと、時々本気で叱ってくれたこと、今になって2人の子供に生まれて幸せだったと心から思います。これからは○○さんと2人、お父さんとお母さんのような仲の良い夫婦になりたいと思います。結婚してもこれからも私を叱って、見守っていてください。そして、○○さんのお父さん、お母さん。初めてお会いした時から優しく迎え入れてくれて本当にありがとうございます。未熟な私ですが、どうかよろしくお願いします。

    おわりに

    基本の構成は、あくまで伝わりやすくまとめるためのものです。あまり型にとらわれず、素直な気持ちを表した言葉が、ご両親は一番嬉しく思ってくれるはず。一生に一度、大切なゲストの方々に見守れながらご両親に感謝を伝えられる日です。思い出に残るような結婚式にしてくださいね。

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