【結婚/両家顔合わせ】これで完璧!振袖や服装マナー・流れ・準備まとめ
はじめに
昨今では結納をしない代わりに、顔合わせ食事会を開くカップルが増えています。
大切なイベントですが、「何から準備して良いのかわからない」という人も多いのでは。
本記事では、顔合わせの準備から当日の流れ、服装のマナーまで徹底解説!顔合わせに必要なことをまとめました。
目次
両家顔合わせの当日の流れや服装マナーについて
まずは当日はどのようなことを行うのか、流れを確認しておきましょう。
当日の流れ
待ち合わせ
店の中には入らず、外で待ち合わせをします。時間厳守で向かいましょう。外では軽く挨拶する程度にして入店します。
入店・着席
入店後着席をする前に、手土産がある場合はお渡します。
はじまりの挨拶
開催した人が挨拶をするのが一般的です。親が主催の場合は男性側の父親、結婚する2人が招待したのであれば、新郎またはお2人で挨拶をします。
お互いの家族紹介
結婚する2人からそれぞれの家族のプロフィールや趣味などを紹介します。両親から始まり、最後に2人の自己紹介も行います。
婚約記念品の贈呈
婚約記念品を準備している人はお渡しします。婚約指輪を記念品として贈る人が多いですよ。
記念撮影
顔合わせの記念に、両家全員で集合写真を撮りましょう。お店の人に前もって頼んでおくとスムーズです。
乾杯・会食
進行役が乾杯の音頭を取ります。音頭は手短に。会食が始まったら、和やかな雰囲気で歓談しましょう。
結びの挨拶
結びの挨拶は進行役または2人が行います。挨拶の中に、当日集まってもらった感謝の気持ちと今後の抱負などを伝えましょう。
服装マナー
顔合わせの服装マナーで大切なことは大きくまとめると下記の3つ。こちらを心掛けた服装を選びましょう。
両家で服装の格を揃える
「相手は和装なのにこちらはカジュアル…」なんてことになったら、折角の顔合わせが気まずくなるかもしれません。
両家の服装がちぐはぐにならないよう、結婚するおふたりが事前に両親に確認し、共有しておきましょう。
TPOや場所に合わせる
お店や会場などの雰囲気に合わせることも大切です。カジュアルなレストランで和装を着たり、高級レストランにラフな格好では浮いてしまうことも…。
顔合わせのお店が決まったら、どんな服装が合うか、事前に下調べしておくと安心ですよ。
フォーマルと清潔感を心掛ける
顔合わせの服装に決まりはありませんが、やはりフォーマルな印象の服装がベストです。
男性なら黒や紺など、落ちついた色のスーツ。女性は膝下まである丈の上品なワンピースが定番です。
おめでたい席ですので女性はパステルカラーなどの明るいがおすすめ。相手に安心感を与える服装を選びましょう。
より詳しく知りたい!という方は【結婚】両家顔合わせはこれで安心!服装のマナーや当日の流れ・準備までをチェックしてみてください。
両家顔合わせの女性の服装について
上品で華やかな服装を選ぶ
女性の服装で人気なのはやはりワンピースです。上品で女性らしさを出せる上に、1枚でコーディネートが決まるのも人気のポイント。
セットアップのパンツスタイルなども素敵ですね。デザインは、派手すぎず肌の露出が少ないものを選びましょう。
おすすめのパンツスタイルについては、結婚式でのパンツスタイルのマナーとは?素敵に着こなすコツを紹介で解説しています。
ヘアメイクにも気をつけて
また、服装だけでなくヘアスタイルやメイクも控えめを心掛けましょう。ロングヘアの人は食事の邪魔にならないようハーフアップやローシニヨンなどでまとめるのがおすすめ。
足元もフォーマルに
季節を問わず、ストッキングは必須です。靴はつま先やかかとの出ないパンプスタイプを。
ビジューやレースなど華やかなデザインは素敵ですが、豹柄や蛇柄など動物柄は避けた方が無難です。
【女性Ver】結婚挨拶に行く際の服装は?マナーや注意点も確認こちらでおすすめの靴やワンピースをご紹介しています。
両家顔合わせの男性の服装について
定番はダークカラースーツ
ブラックやネイビーなど、ダークカラーのスーツはどんな場所にも似合います。シャツも無地、またはさりげないデザインがベター。ネクタイは必須です。
カジュアルでもジャケットは必須
カジュアルなスタイルでOKの場合でも、ジャケットだけは羽織りましょう。セットアップタイプか、ジャケットにチノパンでも爽やかな印象になりますよ。
靴は手入れしておこう
男性は革靴がフォーマルです。足元は意外と見られているため、きちんと磨いておきます。
また靴下もスーツに合ったカラーを選び、できれば新品を用意しましょう。
詳しくは、【男性Ver】結婚挨拶にはスーツ?マナーや注意点も確認の記事で解説しています。
両家顔合わせで着る振袖について
顔合わせで振袖を着ても良い?
顔合わせでの女性の和装は華やかで人気があります。着付けや準備に時間がかかる分、男性側の家族にもいい印象を与えられそうですよね。
ただ、意外と悩む人が多いのが、「振袖を着てもよいか?」ということ。答えはYESです。
顔合わせで振袖を着ても問題はありません。実際に顔合わせで振袖を着る人は沢山いらっしゃいますよ。
振袖を着る場合の注意点
気をつけたいのは、振袖は格式の高い「第一礼装」ということです。一人だけ第一礼装ですと、他の人との服装の差が出てしまい、気まずい思いをすることも…。
振袖を着たい場合は、念のため前もって相手側に伝え、了承を得ておくようにしましょう。
詳しくは、【顔合わせや結納】で振袖を!種類の違いや注意ポイントまでこちらの記事をチェックしてみてください。
両家顔合わせで着る冬の服装について
先に申し上げた通り、顔合わせでは上品で清潔感のあるコーディネートがマスト。もちろん冬でも同じですが、冬の場合はチェックしておいて欲しいポイントがいくつかあります。
フォーマルな素材を選ぶ
冬はニットやセーターなどを着る人も多いと思いますが、カジュアル感が強くなるので気をつけましょう。
艶感のある生地や、冬らしいツイードやベロアも素敵ですね。
羽織ものは邪魔にならないものを
冬場は室内で着用する羽織ものにも注意が必要です。ストールやショールはズレやすく、食事がしにくいため避けた方が無難。
ノーカラージャケットやボレロ、フォーマルなカーディガンなどが◎。
毛皮やファーは避ける
おめでたい場ですので、毛皮やファーなど、殺生を連想させる素材も避けましょう。
寒くてもブーツはNG
基本的には上品なデザインであってもブーツはNGです。必ずストッキングを着用し、つま先やかかとの出ない低めのパンプスがベスト。
おすすめの冬アイテムは、【結婚の両家顔合わせ】好印象な冬の服装は?身だしなみのマナーも解説でご紹介しています。
おわりに
顔合わせでの大切なポイントをまとめてご紹介致しました。顔合わせの内容には決まりはありませんので、両家が納得のいく形で進めていきましょう。
お相手の家族に対して思いやりを持って楽しく親睦を深めて下さいね。