前撮りを成功させるカギ！【撮影指示書】でカメラマンと意思疎通を測りましょう！

はじめに

誰だって前撮りでいい写真を撮りたいと思うはず。そんな前撮りを成功させるカギとなるのが「撮影指示書」。結婚式を意識しないとあまり馴染みのない言葉ですがとっても大切なものなので、詳しくご紹介していきたいと思います。

撮影指示書とは？

撮影指示書とは、カメラマンさんに撮って欲しいアングルやボージング、アイテムなどをまとめたものです。

紙に印刷してお渡しするのが一般的とされています。最近ではデータで共有することもできますが、カメラマンの方にとっては手元に紙としてあるほうが見やすかったりもします。

撮影指示書のメリット

おふたりの撮影したいイメージを伝えることができる

何もないまま本番に臨むより、事前の情報共有とイメージを膨らませることでカメラマンさんもアイディアが湧きスムーズに撮影することができます。

カメラマンがおふたりの要望を叶えやすくなる

こんな写真を撮りたい！というイメージが事前に伝わっていれば必然的に要望が叶いやすくなります。撮りたいカット＋aのさらにステキな写真が撮影できるチャンスかも！

限られた撮影時間を有効活用することができる

撮影時間も無限にあるわけではなく、平均的に3~4時間ほどです。その中でいかに前撮り撮影を成功させるかは、ある意味指示書にもかかっていると言えます。おふたりの要望・イメージの共有とさらなるステキな写真が撮れるよう時間の有効活用をしましょう。

わかりやすい指示書の作り方ポイント

撮影指示書を作ろうと意気込んでみたはいいものの、どんなポイントに気をつけながら作ればいいのかわからない. . . 。実際、作り方や構図に気をつけないと撮影自体が楽しめない要因にもなりかねます。そこで、ポイントを絞って作り方をご紹介していきます。

ポイント

テーマを決める

撮影するにあたって、「テーマ決め」はとても重要になってきます。「レトロでシティ感のある写真を撮りたい」「森をテーマにしてお姫様気分の世界観に迷い込みたい」と言ったようなものです。

まずはどんなテーマの写真が撮りたいのか、彼と相談・共有し合うところからがスタートです！そこが決まってから、どんどん指示書に反映させていきましょう！

撮影場所や小物・衣装を決めていく

先ほど決めた「テーマ」をもとに、撮影場所や使いたい小物・衣装を当てはめていきます。『レトロなシティ感なら洋館もありつつどこか都会っぽい場所。小物でアクセントを効かせ衣装はきっと真っ白なウェディングドレスが映えるなぁ』といったイメージ。

はたまたお姫様気分のテーマなら『森の中なら公園やガーデンかなぁ。ふわっと裾が広がるドレスが可愛い！小物はブーケや木のカゴでおとぎ話のような世界観を演出！』

どんどん広がっていくイメージをそのまま指示書に落とし込んでいきます。そうすると、とてもわかりやすいものになりますよ。注文ややりたいことが多すぎると、時間が足りない・なんだか終始忙しないということにもなりかねないのでボリュームには注意しましょう。

イメージにぴったりの画像探し

イメージがかっちり固まったら、カメラマンさんにもわかりやすい画像探しです。インスタグラムやピンタレストがオシャレで種類もたくさんあるのでオススメ！

気になる画像をたくさん集めた中で、さらにお気に入りを厳選していきましょう。1ポーズにつき2~3枚、全部で10~20枚くらいの写真を厳選すれば指示書の完成！風景やアイテムのみ、よりのカットなどを入れてあげるとバランスが○あまりあれもこれもと詰め込まず、絶対に撮りたいカットだけを掲載しましょう！

フォローアップも忘れずに♡

撮影指示書を提出する前に、できたものを見返してフォローアップすると当日もズレがなく撮影することができます。同じポーズばかりではないか、写真の枚数は多すぎないか、現実的な要望になっているかなどの最終チェックは大切です。

全ての希望を叶えることは難しいかもしれませんが、これだけは絶対撮りたい！というお願いをわかりやすくカメラマンに伝えたほうが思い出に残るフォトウェディングになりますよ♡

指示書はあくまでカメラマンにお願いするツール

撮影指示書は、あくまでお願いやおふたりのイメージを共有するツールです。そこに時間をかけすぎて撮影本番が楽しめなかったということは避けましょう。また、カメラマンもプロです。コツや雰囲気に合わせた綺麗な写真を撮る知識は熟知しています。その技術にお任せするのもオススメです。

あくまでツールであり言葉の代わりに画像でイメージを表現する手段という風な捉え方をすると、気楽にかつ本番を思いっきり楽しめるのでは？♡

おわりに

前撮りの際に必ず必要というわけではありません。ですが、あったほうがおふたりのイメージをカメラマンに伝えやすいものでもあるのでどんどん活用していってみてください！ステキなフォトウェディングになりますように. . . ♡