カジュアルウェディングでよく取り入れられている【人前式】とは?結婚式の最新挙式スタイルをご紹介します!
目次
はじめに
時代とともに、結婚式のスタイルも多様化してきています。教会や神社で行う挙式とは別に、場所やスタイルに捉われない人前式というものが最近では出始めています。人前式に馴染みがないおじいちゃん・お父さん世代の方にも知っていただけるよう、基本の知識や流れといった基礎をお伝えしていこうと思います。本日も、しばしお付き合いください♪
人前式とは?
人前式とは、列席したゲストに結婚の意志を誓い証人になってもらう挙式スタイルです。キリスト教式や神前式といった宗教色や格式はなく、場所やスタイルが自由なのが特徴です。衣装・式も決まった形は特にないので、費用面でもリーズナブルに抑えることができます。自分たちらしい式にしたい!形式に捉われたくない!というおふたりにはオススメの挙式と言えるでしょう。ただし、年配の方には馴染みがないのであらかじめ親の承諾を得ていた方が◎。
人前式はどこで挙げられる?
基本的に場所の決まりはありません。チャペルや披露宴会場、ガーデンや公共の場といったおふたりの好きな場所で挙げることができます。思い出の場所やお気に入りの場所でおふたりらしい式を挙げられるなんて、ステキじゃありませんか?
気になる費用は?
10万円〜30万円前後がいちばん割合の高い金額と言えるのではないでしょうか。会場費や演出の仕方によって10万円未満の方もいれば50万円以上の方と広く差はありますが、キリスト教式や神前式よりは平均的にも金額を抑えることができます。
主な費用のかかる場所は、「会場使用料」「司会」「演出代」の3つです。チャペルで20万円前後、ガーデンや屋外で10~15万円ほどです。司会もプロの方に頼む場合・友人に頼む場合、演出も持ち込みやプログラム内容で料金は変わってきますので注意が必要です。
人前式の基本の流れは?
指輪の交換や誓いの言葉の読み上げ、結婚証明書の披露といった定番の儀式さえ組み込まれていれば、あとは自由で構いません。結婚証明書にゲストからのメッセージや写真を組み込んでみたり、入場時にフラワーシャワーをしてもらったりと演出は様々です。自由に考えられる人前式ですが、式自体の長さは他のスタイルと同様30分程度に抑えられるようにしましょう。
【人前式の基本的な一連の流れ】
ゲスト入場
受付で結婚証明書にサインをしてもらうのを忘れずに!
新郎新婦入場
感動的なシーンです。
開式宣言
司会者の合図で開式の宣言をします。
誓いの言葉の拝読
ゲストの前で、おふたりが考えてきた誓いの言葉を読み上げます。堅苦しいものでなくても大丈夫!おふたりらしさを大事にしてみて下さい!
指輪の交換
結婚証明書に署名・押印
新郎新婦とゲストの代表者に署名押印してもらいます。この時、ゲスト参加型で全員にスタンプを押してもらうといった演出もステキですね!
結婚の成立の宣言
この時、司会者が結婚証明書をゲストに見せ、おふたりが結婚したことを宣言します。
閉式の言葉
司会者より、閉式の言葉が告げられます。
これが、基本的な一連の流れとなります。この中で、やってみたい演出やおふたりのアレンジを取り入れてステキな人前式にしてくださいね♪
人前式の演出アイデア
先程から演出という言葉を言っておりますが、どのような演出が人気なのか少し紹介したいと思います。
フラワーシャワー
こちらは不動の人気です。新郎新婦の退場時にゲストがおふたりに花びらを浴びせて祝福する演出です。
リングボーイ・リングガール
結婚指輪を運んでくれるリングボーイ&ガール。可愛らしいお子さんの登場に会場に思わず笑みがこぼれますね。
宣誓文のアレンジ
結婚の宣誓文をお互い思い思いの言葉で伝え合います。普段照れ臭くて言いにくいことも、この場なら言えてしまう。そんな雰囲気で進む挙式は絶対心に残りますよね?
ブライズメイド・アッシャー
友人や親戚にお願いすると、より式が華やかで盛り上がること間違いなし!お揃いの衣装で統一感を持たせましょう。
ウエディングツリー
木の枝だけを描いたイラストに、ゲスト全員が指でスタンプを押し完成させるものです。ゲストも参加することで思い出に残る忘れられない式となるはずです。
まとめ
いかがでしたか?演出と一重に言ってもたくさんの種類があります。おふたりのイメージやこんな式にしたいという想いに添って、考えてみてください。
おわりに
今日は、最近よく取り入れられている人前式についてお話ししてみました。
まだまだ年配の方や親世代の方には素直に受け入れられない現状もあると思いますが、人前式にも魅力はたくさんあります。おふたりの自由に決められる、場所やスタイルに縛りがない、ゲスト参加型の式にもすることができる。上げだしたらキリがありません。そんな魅力たっぷりの人前式について少しでもご理解いただければ幸いです。
100組のカップルがいれば100通りの式の形があっていい。私はそう思います。ぜひ、人生で一度の結婚式を最高のものにしてください。