今再注目されているブライダル保険!プランや内容を知って賢く利用しよう

はじめに
以前なら、「まさか結婚式をキャンセルすることなんてないだろう」と思う人も多かったでしょう。けれど昨今は、新型コロナウィルスの感染拡大により、結婚式のキャンセルは「まさか」ではなくなってきています。
もしも結婚式が中止や延期になってしまった場合、キャンセル料が発生することがあり、新郎新婦としては金銭的に大きな負担を受けることになってしまいます。
こうした結婚式のキャンセルに備えて知っておいてほしいのが、「ブライダル保険」です。
本記事では、結婚式のキャンセルや延期に備えられる「ブライダル保険」をご紹介します。
目次
新型コロナウイルスだけじゃない!結婚式キャンセルの理由
昨今は新型コロナ感染拡大の影響で、結婚式の中止や延期が増えていますが、他にも結婚式をやむなくキャンセルしなければならない事由があります。
台風や地震などの自然災害
結婚式当日に、大きな自然災害があった場合は新郎新婦やゲストの安全を守るため結婚式を中止することがあります。
また、新郎新婦の家が倒壊した、などの理由でキャンセルとなることもあります。
新郎新婦の怪我や病気
結婚式のキャンセル理由として、比較的多いのが「新郎新婦の怪我や病気」です。
結婚式まで気をつけて過ごしていても突発的なアクシデントは避けられないことがあります。自身の出席が難しい以上はキャンセルしなければなりません。
新郎新婦の身内のご不幸
新郎新婦の親や兄弟など、身内に不幸があった場合も、中止や延期になることが多いです。
葬儀を行わなければならないためだけでなく、この場合は気持ちの問題が理由でキャンセルされる新郎新婦様がほとんどです。
妊娠中の新婦のリスク
結婚式予定の新婦が妊娠中であり、切迫早産や流産のリスクが発覚した場合は、母子の健康を守るため結婚式をキャンセルする必要があります。
結婚式のキャンセル料はいくらかかる?
まずは、「なぜキャンセル料が発生するのか?」という理由について説明いたします。
まだ結婚式を挙げていないのにキャンセル料が発生するのは、「既に式場側が、準備に時間とお金をかけているから」です。
式場側は、挙式当日に滞りなくサービスを提供できるよう着々と準備を進めます。会場や料理、引き出物などの手配から打ち合わせまで、日々準備を進めていく中、その分だけスタッフの給料や費用を支払っています。
そのため、準備が進んでいる中でのキャンセルには、準備にかかった分だけキャンセル料を支払ってもらうことが契約に含まれています。
キャンセル料は結婚式までの日が近いほど高額に
一般的に結婚式のキャンセル料は、結婚式当日にキャンセルすると、見積もり金額の全額を支払うことになります。
10〜20日前になると総額の80%など、挙式当日に近づけば近づいた分だけ準備が進んでいるので、キャンセル料も高くなります。
以下にキャンセル料の相場をまとめましたので、キャンセルを検討している方は、ご参考にして下さいね。
時期別のキャンセル料
- 契約から~150日前 / 申込金(手付け金)全額
- 149~121日前 / 申込金全額+見積もり額10%
- 120~91日前 / 申込金全額+見積もり額20%
- 90~51日前 / 申込金全額+見積もり額30%
- 50~21日前 / 申込金全額+見積もり額50%
- 20~10日前 / 申込金全額+見積もり額80%
- 9日前~当日 / 申込金全額+見積もり額100%
ブライダル保険に加入するとどんな補償が受けられる?
各社のブライダル保険によって保険料や補償内容は異なりますが、弊社の取り扱っているブライダル保険「佳き日のために」を例にとってご紹介します。
結婚式キャンセル補償
補償対象
- 新郎新婦がインフルエンザや怪我などにより7日以上入院した
- ご懐妊の新婦様の緊急入院・自宅待機
- 新郎新婦のご両親の入院やご不幸
- 地震や台風、火事などの自然災害
3つの保険プラン
- Aプラン保険料5.6万円 / キャンセル補償限度額850万円
- Bプラン保険料3.6万円 / キャンセル補償限度額500万円
- Cプラン保険料1.6万円 / キャンセル補償限度額150万円
※保険料の支払いは1回のみ・掛け捨て
結婚式当日補償
補償対象
- 結婚式場の設備・備品を壊した
- レンタル衣装を破損した、汚した
- 結婚式の最中に招待客が救急搬送された(急性アルコール中毒や演出などによる怪我にも適用)
- 式当日に新郎または新婦が発病して入院した
補償金例
- 修理費用補償金(式場の設備や備品) / 補償限度額100万円(Aプランを除き自己負担3万円)
- 修理費用補償金(貸衣装) / 補償限度額30万円
- 招待客救急搬送見舞費用補償金 / 1名につき1万円(最大20名まで)
- 新郎新婦入院一時金 / 1名につき10万円(2人とも入院した場合は20万円)
気になる!新型コロナウイルスへの保険の対応
- 新郎新婦が7日以上の入院、医師による結婚式当日の自宅待機指示が出た場合
- ご両親、お子様の7日以上の入院、またはご不幸があった場合
- 兄弟姉妹のご不幸があった場合
新型コロナウイルスによって結婚式をキャンセルした場合は、上記の事由であれば保険金の支払い対象になります。
※緊急事態宣言発令や、感染拡大による自粛には適用されません。
保険の併用もおすすめ!
海外挙式や新婚旅行を予定している人には、国内外で利用できる保険の併用もおすすめです。
ブライダル保険のほかにも、一緒に申し込んでおくとより安心な保険をご紹介します。
楽天超かんたん保険
持ち物サポートプラン
- 保険料月々140円〜
- 携行品の免責費用(自己負担額)が1回の事故につき3,000円補償
盗難、破損、火災などの偶然の事故により、携行品に損害が発生した場合に実費で補償してくれます。
例)カメラを落として壊してしまった / キャリーバッグを盗難されてしまった
※補償対象外の品もあるため詳しくは楽天保険でご確認下さい。
日常賠責プラン
- 保険料月々150円〜
- 補償金上限1億円まで
日常生活の中で、他人のものを破損させた、水漏れや火災などで他の住人の家財などに被害を及ぼした、他人に怪我をさせてしまったなど、賠償責任が発生した場合に補償してくれる保険です。
被保険者以外にも、父母、配偶者、子どもまでまとめて入れるプランもあります。途中解約も可能で、1年以内でも違約金等は発生しません。
国内外でも適用されるため、結婚式〜新婚旅行をご計画されている人や新生活を始める人にも安心の保険ではないでしょうか。
※補償対象外の品もあるため詳しくは楽天保険でご確認下さい。
おわりに
ブライダル保険は結婚式自体のキャンセルや挙式当日のトラブルを補償してくれるため不安を感じている人にはおすすめ。特に、新婦様が妊娠中や家族に持病がある人は加入したほうが安心と言えるでしょう。
アクシデントが起こっても大きな出費の心配はなくなるので、ぜひご検討下さいね。