結婚式の保険はいらない?入るべき?ブライダル保険のメリットとは

はじめに
これから結婚式を挙げる人や、すでに準備中の人にも知っておいてほしいのが、結婚式に関する様々なアクシデントの補償をしてくれる「結婚式総合保険(ブライダル保険)」です。
結婚式の保険に入るべきか迷っている人は、ぜひこの記事をご参考にしていただければと思います。
目次
ブライダル保険のメリットは?
ブライダル保険の大きなメリットは、やはり万が一結婚式をキャンセルすることになったとき、キャンセルにかかる費用を補償してくれることでしょう。
たとえばご本人やご家族が、病気や事故、入院などで結婚式に参加できないことになってもキャンセル料のことを考えると、なかなか中止の決断はしにくいですよね。
昨今は新型コロナ感染症のこともあり、結婚式に不安を感じる人は多いよう。そんなときキャンセル費用の補償があるというのは最大のメリットと言えるでしょう。
また他にも、結婚式当日に衣装や備品を壊した、汚したなどのトラブルにも対応してくれますので、安心して結婚式を迎えることができます。
キャンセル費用はいくらかかる?
結婚式場と契約が成立したあとに、おふたりの都合で結婚式を中止や延期をすることになると、契約違反または契約変更ということになり、キャンセル料が発生します。
金額は会場によって異なりますが、一般的には結婚式の日取りに近づくほど結婚式の中止に伴う会場側の損害額が増えるため、キャンセル料も高くなります。
キャンセル費用の相場
- キャンセルの時期 / キャンセル料
- 挙式5か月前まで / 内金の50%~全額
- 挙式5~3ヶ月前まで / 見積額の10~20%
- 挙式3~1ヶ月前まで / 見積額の30~40%
- 挙式1ヶ月~10日前まで / 見積額の40~50%
- 挙式9日前~前日まで / 見積額の80%
- 挙式当日 / 見積額の100%
「中止」ではなく「延期」でもキャンセル料はかかる?
結婚式を延期した場合の費用
結婚式を延期する場合、料金は各式場の規定に沿ってキャンセル費用が発生します。
ただし、中には延期であれば料金が発生しない式場もありますし、更新料といった形で発生する場合もあります。
また、延期の期間に制限を設けている式場も多くあるようです。事前に結婚式場に、中止や延期をした場合の規定を確認しておきましょう。
延期でもキャンセル料がかかるのはなぜ?
「なぜ結婚式を挙げていないのに、キャンセル料金が発生するの?」と思う人もいるかもしれませんが、すでに準備が進んでいる場合、それまで打ち合わせや対応をしていたスタッフの人件費が発生しているから。
また、結婚式の日にちを抑えることで発生する「予約料」もあります。例えば、自分たちが予約した日にちに、ほかのカップルが開催を希望したとしても、式場はそれをお断りして日にちを確保しています。
その場合、式場は本来得られるはずだった利益を損失しているため、「予約料」といった形でキャンセル費用が請求されます。
万が一のために!検討したいブライダル保険とは
前述したように、万が一結婚式が中止や延期になった場合、多額のキャンセル費用が必要になることがあります。
そんなときのために、今一度ブライダル保険のご検討をおすすめします。ここからは、結婚式総合保険「佳き日のために」のプランをご紹介致します。
※下記3つのプランが用意されています。自身の結婚式に合ったお好きなプランをお選びいただけます。
保険料とキャンセル補償額
- プラン①保険料5.6万円 / キャンセル補償限度額850万円
- プラン②保険料3.6万円 / キャンセル補償限度額500万円
- プラン③保険料1.6万円 / キャンセル補償限度額150万円
キャンセル料の補償対象内容
ご本人またはご家族の不幸
結婚式を挙げるご本人、または新郎新婦の両親、子供、兄弟姉妹に不幸があり結婚式をキャンセルした
身内や本人の7日以上の継続入院
結婚式を挙げるご本人、新郎新婦の両親、子供が7日以上の継続入院をしたため結婚式をキャンセルした
結婚式当日の入院
結婚式当日に、結婚式を挙げるふたりが病気やケガで入院している、または医師による療養目的による自宅などでの待機指示を受けたため結婚式をキャンセルした
地震・台風・火事などの災害
火災や地震などの自然災害により、新郎新婦の居住する家屋、またはそこに収容される家財に損害が生じたため結婚式をキャンセルした
※ただし、家屋が半壊未満の場合や家財損害の金額によっては補償対象にならないケースもありますので確認が必要となります。
大雨・大雪
結婚式の当日、前日または前々日における、結婚式会場の所在する地域または新郎新婦の平時居住する地域に、気象庁から下記のいずれかの特別警報の発表が出たため結婚式をキャンセルした
大雨特別警報 / 大雪特別警報 / 暴風特別警報 / 暴風雪特別警報 / 波浪特別警報 / 高潮特別警報
結婚式当日の補償
式場の設備や備品を破損・汚損した
修理費用補償金 / 補償限度額100万円(Aプランを除き自己負担3万円)
ドレスなどの貸衣装を破損・汚損した
修理費用補償金 / 補償限度額30万円
招待客が結婚式場から救急搬送された
見舞費用補償金 / 1名につき1万円(最大20名まで)
新郎新婦が入院した
一時金1名につき10万円(2人合わせて20万円)
補償の対象外となるキャンセル理由
ブライダル保険だからと言って、どんな理由で結婚式をキャンセルした場合でも補償されるというわけではありません。
「結婚式場を変更したい」「結婚が破談になった」等の理由は、補償外となります。また、コロナの感染拡大を理由に自粛した場合も補償されません。
おわりに
楽しみにしていた結婚式が中止や延期になってしまうのはとても辛いことですよね。そんなときブライダル保険に入っていれば、キャンセル費用の負担が軽くなるため改めて結婚式を挙げることも可能になるでしょう。
あきらめずに結婚式を挙げた先輩カップルの多くは、「やっぱり挙げてよかった!」というお声が多く聞かれます。人生に一度の大切な結婚式を、ぜひ叶えてくださいね。